リニア中央新幹線静岡工区を巡り、静岡県の専門部会は26日、JR東海の環境保全策を了承した。水量減少対策など計28項目全てで同社の対策が認められた。リニア推進を掲げる鈴木康友知事は着工を容認する見通しだ。JR東海は今後、関係市町の同意を得る手続きに入る。
鈴木氏は「住民への説明や法令に基づく手続きをしっかり行ってもらうことが不可欠だ。引き続き誠意を持った対応を求めていく」とのコメントを出した。平木省副知事は、記者団に「非常に大きなハードルはクリアされた。年内に着工ということもあり得る」と述べた。
静岡工区は静岡市の山間部に位置する8.9キロの区間。川勝平太前知事が工事で大井川の流量減少など、環境への影響が懸念されるとして、着工を認めてこなかった。