国道153号の伊勢神峠で「新伊勢神トンネル」が貫通しました。
現在進行形でヤバいトンネルを代替
愛知県豊田市で建設中の国道153号「新伊勢神トンネル」が2026年3月25日に貫通しました。国土交通省 名古屋国道事務所がその様子を動画で公開しています。
トンネルの延長は1900mで、2022年5月に掘削を開始。約4年で貫通に至りました。これを記念し、名古屋国道事務所は豊田維持出張所にて、新伊勢神トンネルの「貫通石」を3月27日から「153個」配布。「1人1個まで!」と呼びかけています。
国道153号は名古屋市から豊田市を経由し、北東に進路を変えて長野県飯田市・塩尻市へ向かう路線で、「飯田街道」などの通称があります。このルートは物流トラックなどのほか、中央道の恵那山トンネルを通行できない危険物積載車両にとっても重要な迂回路になっています。
トンネルが通る伊勢神峠(標高780m)は古来からの“難所”で、周辺には明治時代の旧道トンネルも残ります。現在の伊勢神トンネルは1960(昭和35)年に完成したものの、古い設計のため断面が狭く、トラックの離合が困難です。
荷台がトンネル内部を擦ってしまうことなどもあり、SNSでは「トラックの天板から火花散ったり、内部で事故って長時間の通行止めの巻き添え喰らったりと散々」「現在進行形で天井削りまくってる現道」との声も寄せられています。
そこで、トンネル前後のヘアピンカーブや急勾配を新たな橋やトンネルでつなぎ、輸送上の難所を解消するバイパス事業が、「伊勢神改良」の名で2012(平成24)年度から進められています。開通の見込みは示されていないものの、トンネル貫通は大きな画期となりそうです。
【おめでとう!!】これが「トンネル貫通」の様子です(動画で見る)
【事業概要はコチラ】古来からの「難所」伊勢神峠(動画で見る)