マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、故郷に10万ポンド(約2130万円)相当の書籍を寄贈したようだ。25日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
ハーランド自身は父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏がリーズでプレーしていたこともあり、リーズ(イングランド)で生まれているが、その後ブリン(ノルウェー)という町で育った。
その育った町に向けて、ハーランドは父親とともに昨年12月に書籍を130万ノルウェークローネ(約10万ポンド:約2130万円)で購入。これをブリンの図書館に寄贈し、一般公開できるようにしたという。なお、これはノルウェーにおける書籍販売の最高額記録であることが伝えられている。
購入した書籍は16世紀に書かれた貴重なヴァイキング叙事詩で、13世紀の歴史家スノッリ・ストゥルルソン氏の著作の1594年版のもので、中世のヴァイキングの王、女王、農民、戦士たちの物語が記されており、現存する唯一の写本となっているようだ。
ハーランドはノルウェーのメディアに対して「この本が常に開かれた状態で、人々が僕の故郷であるブリンやイェーレン出身の人々の物語を読めるようにしたかった。フットボールを通して夢を叶えることができたのは幸運だった。誰もがそんなチャンスに恵まれているわけではないと知っている。本は、たくさんの人々に大きな夢を抱き、新たな可能性を見出し、自分自身の道を切り開く機会を与えてくれるものだ」と母国に書籍を寄贈した理由を語っている。