ロベルト・デ・ゼルビ氏は条件付きでトッテナム・ホットスパーの監督就任に前向きなようだ。23日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
先月にトーマス・フランク前監督の解任に踏み切ったトッテナム・ホットスパーだが、イゴール・トゥドール監督のもとでも状況は好転せず。プレミアリーグでは年明け以降13戦未勝利となっており、現地時間22日にはノッティンガム・フォレストとの下位直接対決に0-3で敗れて降格圏一歩手前の17位に転落。18位ウェストハムとはわずか「1」ポイント差と、49年ぶりの降格も現実味を帯びてきている。
トゥドール監督との契約満了が6月末に迫る中、クラブは来シーズン以降の戦いを見据えて新指揮官探しに着手しており、デ・ゼルビ氏とアメリカ代表との契約がFIFAワールドカップ2026までとなっているマウリシオ・ポチェッティーノ監督が有力候補となっている模様。このうち、デ・ゼルビ氏はプレミアリーグ復帰に前向きであり、トッテナム・ホットスパーを率いる意向もあると見られているが、チャンピオンシップ降格を回避することが絶対条件となっているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、デ・ゼルビ氏はポチェッティーノ監督とともに新指揮官の主要候補としてリストアップされているとのこと。一方で、即時就任の可能性は検討されていないという。
デ・ゼルビ氏はイタリア出身の現在46歳。サッスオーロやシャフタールを経て、2022-23シーズン開幕直後にブライトンの監督に就任すると、プレミアリーグを6位で終えてクラブを史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いた。後方から細かくパスを繋ぐ攻撃的サッカーは、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督からも「ビルドアップに関して言えば、ブライトンは世界最高のチーム」と絶賛されていた。
2024年夏からはマルセイユを指揮し、就任初年度のリーグ・アンを2位で終えたが、現地時間の先月8日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)との“ル・クラスィク”で0-5の屈辱的大敗を喫すると、その直後に解任が発表された。
また、トッテナム・ホットスパーはファビオ・パラティチ氏の退任に伴い空席となっているスポーツディレクター(SD)に実績豊富な人物を招へいしたいと考えており、先日ドルトムントのSDを退任したばかりのセバスティアン・ケール氏が有力候補となっているようだ。