アスレティック・ビルバオは20日、エルネスト・バルベルデ監督の今シーズン限りでの退任を発表した。
現在62歳のスペイン人指揮官は、現役時代の1990年~1996年までアスレティック・ビルバオの選手として活躍。その後、リザーブチームにあたるビルバオ・アスレティックで監督キャリアをスタートすると、これまで3度に渡ってアスレティック・ビルバオを指揮。
その在任期間には2023-24シーズンのコパ・デル・レイ制覇や2015年のスーペル・コパ・デ・エスパーニャ制覇など、“バスク純血主義”を貫く補強方針がある意味で足かせとなる中、2つのタイトルをもたらした。それ以外にもヨーロッパリーグでのベスト4進出、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得など、卓越した手腕を発揮してきた。
しかし、今季はCLリーグフェーズ敗退に、コパ・デル・レイでもライバルのレアル・ソシエダに準決勝で敗れて敗退。ラ・リーガでもヨーロッパコンペティション出場圏内と6ポイント差の10位と厳しい戦いが続いていた。
そんな中、指揮官は今季リーグ戦を10試合残すタイミングでクラブ公式チャンネルを通じて、今季限りでの退任を発表した。
「みなさん、こんにちは。本日、来シーズンはアスレティック・ビルバオの監督を務めないことをお伝えします。これは時間をかけてクラブと話し合った結果、たどり着いた決断です」
「同時に、今週日曜日のベティス戦を皮切りに、リーグ戦が残り10試合という重要な試合が控えていることも忘れてはなりません。これらの10試合で目標を達成し、多くのものを獲得できるチャンスがあります。全力を尽くし、全員が力を合わせれば必ず勝利できると信じています」
現在、クラブ歴代最多指揮者となっているバルベルデ監督は、前述のコメントでも触れたベティス戦で通算495試合目の指揮となり、今季残り試合で節目の500試合指揮を達成するのは確実。クラブも名将に対する最大限の敬意を示すべく、シーズン終了時に盛大なセレモニーを準備しているという。
なお、スペイン紙『アス』の先日の報道によれば、後任としては、アスレティック・ビルバオで通算500試合以上に出場したアンドニ・イラオラ氏(ボーンマスとの現行契約が今夏に満了)やイニゴ・ペレス氏(ラージョ・バジェカーノ)が、候補に挙がっているとのことだ。