1人48万円の極上ツアーも! 名鉄の本気が詰まった豪華バス「ルヴィア」驚きの車内

都市鉱山 なぜ有効活用できず?

名鉄バスの新たな高級ツアーブランド専用車両「LUVIA(ルヴィア)」がお披露目されました。49人乗りの大型バスをわずか18席に大改装し、バーカウンターまで備えるまさに“走る高級ホテル”。極上の快適シートや驚きの車内を見てきました。

贅をこらした「LUVIA(ルヴィア)」の魅力とは?

 名鉄バスは2026年3月17日、新しいツアーブランド「遊山-yusan-」で使われる専用車両「LUVIA(ルヴィア)」をメディア向けに公開しました。ワインレッドの車体が美しいこのバスについて、担当者に話を聞いてきました。

 そもそも、ブランド「遊山-yusan-」は名鉄が「非日常を彩る感動のバス体験」をテーマにしたバスツアーです。高いホスピタリティの乗務員や利用者のニーズに対応するアテンダント、さらに老舗料亭や著名なレストランと提携した上質な食事などが楽しめます。

 その「遊山」で使われるのが、豪華バス「ルヴィア」です。通常49席の大型観光バスをわずか18席に改装。そのぶん車内には手洗いや洗面室、バーカウンターなどを備えました。さらに専属アテンダントによる車内サービスや、名古屋市出身の画家・岩﨑知子氏による季節の絵画掲出も行っています。

 今回のイベントは、このような豪華バス「ルヴィア」の初めてのお披露目です。まず外装ですが、気品を感じるワインレッドの塗装を実施。側面には愛知県の海と岐阜県の山々を意識したシンメトリーのデザインをそれぞれ施しており、双方のイラストのラインが後部で繋がっています。

 車体下部の荷台には貴重品を収納できるボックスも用意。こちらは乗客が個別に使えるようになっています。

 内装は贅をこらした雰囲気になっています。天井は木目調のパネルを使用。その他にも車内の各所に木材を使用しているといいます。

18席だけの特権! 驚きの快適シートと充実のアメニティー

 最も驚いたのはシートの快適さです。こちらには足下にリュックを置いてもスペースに余裕があります。シートカバーもかなり高級の物を使っているようで、しっとりとしていて、適度な硬さで身体を包み込んでくれます。

 リクライニングやフットレストも付属しており、背中を限界まで倒せば、とてもリラックスできそうです。ちなみに、この状態でも後ろの座席には多少の余裕が残ります。また、両脇の肘置きからは折りたたみ式のテーブルに加え、スマホスタンド付きのペットボトルホルダーも展開できます。

 アメニティーには、スリッパや貸し出し式のブランケットを用意。その他、おしぼりや飲み物の配布サービスもあります。後方にはドリンクサービスが受けられるバーカウンターも設けられています。

 また、トイレについてもウッドデザインのものを採用。さすがに座席ほどの広さはありませんが、それでも開放感のある装いとなっています。

 テープカット後には試乗会も実施。「ルヴィア」の乗り心地を体感できました。通常のバスより高い位置に座席がありますが、名古屋中心部の道路を走っても振動は少なかったです。高速道路であれば、それほど疲労を溜めず、のんびり過ごせるでしょう。

 名鉄の担当者に「ルヴィア」の狙いについて尋ねると「高速バスなどは価格を鑑みて利用する方がメインでしたが、『ルヴィア』は普段バス旅を利用してこなかった層に是非利用して欲しいと思っています」と語っていました。

 また、今後の進展について聞くと、「ぜひこの「遊山-yusan-」企画を成功させて、2台目、3台目のバスを製造していきたい」と話していました。

「ルヴィア」の運行は来月、4月から開始される予定です。なお、高級バスツアーは全28コース用意されるそうで、北海道を5泊6日で巡るツアーは1人当たり48万円になる予定です。