「なんだ、あの長いトンネル…!」 珍しい高速道路の“付け替え”から1年4か月、旧線に“巨大構造物”が出現 今後の“変貌”がスゴい!?

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高速道路の「付け替え」工事から約1年4か月、旧ルート上に巨大なトンネルが出現しています。

「付け替え」から1年4か月で“巨大構造物”が…!

 高速道路では珍しい、一部ルートの「付け替え」工事が行われた場所があります。その付け替えから約1年4か月が経ち、旧ルート上には、巨大なトンネルが出現しています。

 ここは東関東道の成田IC-大栄JCT間です。2024年11月に約800mの区間が、従来線からやや北側に切り替わりました。この区間は掘割構造になっており、付け替え線は北側の丘を切り開いて掘割を広げる形で作られました。

 そして、切り替え前の旧線上には、この区間の大部分を覆うように長いボックスカルバート(函体)が構築されています。

 実は今後、切り替えた区間を旧線に戻し、新線区間は旧線のカルバートもろとも“埋められる”予定です。つまり、新線への切り替えは、この区間をトンネルにするための一時的な措置というわけです。

 この工事は、南側に隣接する成田空港のB滑走路を東関東道より北へ約1000m延長するために行われます。トンネル化した東関東道の上にB滑走路を延長し、3500mの長さを確保します。

 これは年間発着数の拡大を目指し、空港の面積を今の2倍近くまで拡張する機能強化の一環で行われる大工事のひとつです。B滑走路の延伸工事は2025年5月から始まっており、一連の拡張で成田空港の年間発着容量は年間30万回から50万回まで拡大される見込みです。

 拡張後の滑走路の供用開始は2029年3月末の予定。あと3年のあいだに東関東道の風景も大きく変化しそうです。