“京都の新名神”を通る便利バスが「ピンチです!」「廃止が検討されています」 誕生10年で苦境に立つ“国会図書館のアシ” 自治体が利用訴え

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けいはんな学研都市と京都駅を結ぶ便利なバスがピンチだと自治体が訴えています。

広大な「けいはんな」の超便利バス

「直通バスがピンチです!」
「現在廃止が検討されており、存続のためには、今より多くの方にご利用いただくことが必要です」

 京都府最南部に位置する精華町が2026年3月13日、「直通バスがピンチです!」と題した動画を公式Youtubeチャンネルにて公開。公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構も同様のお知らせをウェブサイトで公開して窮状を訴えています。

 この「直通バス」は、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる「けいはんな学研都市」と京都駅を結ぶバスです。京阪バスと奈良交通が共同運行し、京都駅から第二京阪道路、新名神高速(八幡京田辺-城陽)、京奈和道を経由し、精華町エリアにある「国立国会図書館(関西館)」などを経て「けいはんなプラザ」までを55分で結んでいます。運賃は大人900円です。

 2016年の運行開始から2年半の実証期間を経て本格運行を開始した路線で、その間、2017年には新名神の第二京阪と京奈和道を結ぶ1区間が開通して所要時間を縮めるなどしています。このバスが無くなると、京都駅からの交通は近鉄京都線の新祝園(しんほうその、精華町)駅から路線バスやタクシーに乗り換えることになります。

 朝と夕夜に計4往復が運行されていますが、精華町によると朝8時台の京都駅行き、夕方の京都駅発の2便が特に利用が少ないといいます。「このままでは、便利な直通バスがなくなってしまうかも」「公共交通の維持に、地域のみなさんのご協力をお願いします」としています。

【▶】直通バスがピンチです!動画を見る