在日米軍から「巡洋艦」が完全消滅! 横須賀を去る最後の1隻と、代わりに来る艦は?

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米海軍は、横須賀基地を母港とする最後のミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ」が離日し、米本土へ帰還すると発表しました。これにより在日米軍から巡洋艦が完全に姿を消します。

 アメリカ海軍は、日本の横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とするタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ」が、米本土カリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地へ帰還すると発表しました。

 タイコンデロガ級は、アメリカ海軍で唯一の現役巡洋艦クラスであり、「ロバート・スモールズ」の米本土への配置換えにより、海外に前方展開していた同軍の巡洋艦はすべて姿を消すことになります。

 同艦は1989年に「チャンセラーズビル」として就役しましたが、2023年に南北戦争で奴隷の身から脱却し北軍に貢献した黒人英雄の名を冠した現在の艦名に変更されました。近年は第5空母打撃群(CSG-5)の防空の要としてインド太平洋地域で活動してきましたが、同級の退役計画が進むなか、2026年中の退役が予定されています。

 今回の配置転換は、太平洋地域における兵力ローテーションの一環です。「ロバート・スモールズ」の離日と入れ替わる形で、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マスティン」が新たに横須賀へ配備されます。アメリカ海軍は、より能力の高い艦艇を最前線へ投入することで、日米同盟の抑止力を維持・強化する方針です。

 なお、タイコンデロガ級は世界初の実用イージス艦として1983年から1994年までに計27隻が就役しましたが、老朽化から退役が進み、2026年3月現在、現役なのは前出の「ロバート・スモールズ」を含め7隻だけとなっています。これらも今後5年ほどで退役する予定です。