ANA“世界トップクラス”の新プレエコ、ついに国内初披露! ポイントは「翼が生えてる」コト? 従来比で居住性“激変”

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ANAが2026年から、新たな国際線「プレミアムエコノミークラス」を順次導入していきます。それに先立ち2026年3月、この新シートの原寸大模型(モックアップ)が国内で初めて公開されました。どのような特徴があるのでしょうか。

横向きで寝るのもイケそう…?

 ANA(全日空)が2026年から、新たな国際線「プレミアムエコノミークラス」を順次導入していきます。それに先立ち2026年3月、この新シートの原寸大模型(モックアップ)が国内で初めて公開されました。どのような特徴があるのでしょうか。

 新シートは、長距離国際線向けの「ボーイング787-9」に搭載される予定です。座席設計は、航空機用シートメーカーとして知られるドイツのレカロ社が担当しています。シートピッチ(座席の前後間隔)は従来より2インチ(約5cm)拡大され、40インチ(約101cm)となりました。ANAはこの数値について「グローバルスタンダードでもトップクラス」と説明しています。また、リクライニング量も従来より2インチ(約5cm)拡大し、最大9インチ(約23cm)となるとのことです。

 座席設備としては、電源コンセントに加えて、Type-AおよびType-CのUSBポートを装備しています。またBluetoothオーディオ接続にも対応しており、ワイヤレスイヤホンなどを直接機内エンターテインメントに接続することが可能です。個人用モニターは従来比約1.5倍となる15.6インチの大型ディスプレイが採用されています。

 約101cmのシートピッチは、背筋を伸ばして座っていれば、前席の状況にもよりますが、細身の人であれば通れそうだと感じるほどの余裕があります。足元のスペースもかなり広く確保されていました。フルフラットシートではありませんが、リクライニングとヘッドレストを調整すれば、長距離フライトでも十分にリラックスできそうな印象です。

 大きく変わったポイントのひとつが、ヘッドレスト部分に備えられた「ウィングパネル」です。左右に張り出す形のパネルにより、隣席との視線をある程度遮ることができ、プライバシーの確保に配慮した設計となっています。これにより、隣に乗客がいる場合でも横向きに体を預けるような姿勢を取りやすくなるなど、座席内での過ごし方の自由度向上が期待できそうです。

 この新シートの展示は、商業施設「東京ミッドタウン」で3月12日から14日まで行われ、完全事前予約制で一般向けの体験イベントも実施されました。会場では、この新たなプレミアムエコノミークラスのほか、同時に導入される予定の新型ビジネスクラス「THE Room FX」、そして新しいエコノミークラスのモックアップも展示されています。