優先投資対象に61製品=AIロボット、半導体など選定―成長戦略会議

人工衛星打ち上げ 世界的に増加

 政府は10日、首相官邸で日本成長戦略会議(議長・高市早苗首相)を開き、「強い経済」の実現に向けて官民で優先的に投資を行う61の製品・技術を決定した。このうち人工知能(AI)ロボットなど27の製品・技術については、投資のロードマップ(工程表)の素案を提示。国産半導体は売上高を2030年に15兆円とする従来目標に加え、40年に40兆円まで伸ばす新たな目標を掲げた。
 政府が重点投資対象とするAI・半導体などの17分野から、経済安全保障の強化や海外市場の獲得に向けて投資を集中させる61の製品・技術を選んだ。その上で、AIロボットや半導体のほか、小型無人航空機、陸上養殖、ゲーム、次世代船舶など、先に検討が進んでいる27の製品・技術を取り上げ、工程表の素案を示した。
 AIロボットでは米中に並ぶ世界シェア3割超を確保し、40年に20兆円の市場を獲得する目標を設定。半導体は、ラピダス(東京)が量産を目指す最先端品の需要創出や、工場の立地競争力強化に向けた支援策の方向性を示した。小型無人航空機は30年時点で8万台を供給できる基盤を確保し、防衛分野に活用する方針を盛り込んだ。