対米関係の重視強調=「日本に台湾介入の資格なし」―中国外相

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 【北京時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相は8日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に合わせて記者会見した。対米関係の安定化と米中協力を重視する姿勢を示した。トランプ政権を念頭に「あらゆる一方的行動やいじめに反対する」と述べたものの、名指しは避けた。
 王氏は、トランプ大統領の訪中を今月末に控え、米中関係における「不必要な妨害」を取り除くべきだと強調。米イスラエルが攻撃に踏み切ったイラン情勢については、米国を直接非難せず、関係各国への「即時停戦」を促す従来の立場を繰り返すにとどめた。
 一方、日中関係の行方については「日本の選択にかかっている」と主張。「日本が台湾問題に手を出す資格はない」と述べた。台湾問題は「中国の内政だ」と改めて語り、「台湾の祖国への統一という歴史の流れに逆らう者は破滅する」と威嚇した。 
〔写真説明〕8日、北京で記者会見する中国の王毅共産党政治局員兼外相(ロイター時事)