イラン、米タンカーを攻撃と主張=ペルシャ湾の情勢不安深まる―米、数日内に全域で制空権

人工衛星打ち上げ 世界的に増加

 【カイロ、ワシントン時事】イランメディアによると、同国の精鋭軍事組織「革命防衛隊」は5日、ペルシャ湾北部で米国の石油タンカーをミサイル攻撃し、火災が発生したと発表した。事実なら、石油タンカーの主要航路の情勢不安が深刻化する可能性がある。ヘグセス米国防長官は4日の記者会見で、数日内にイラン全域で制空権を握ると明言した。
 英海事機関UKMTOは、ペルシャ湾北部では4日にも停泊中のタンカー付近で大きな爆発があったと報告している。直後に小型船が去る様子が確認されるなど、不審な動きが続いている。
 イランは要衝ホルムズ海峡の封鎖も主張し、アラブ首長国連邦(UAE)やカタール、サウジアラビアなど湾岸諸国も攻撃。エネルギー施設で被害が出ている。世界経済を揺さぶり、米国に停戦圧力をかける狙いがあるとみられる。報道によると、隣国アゼルバイジャンでは5日、イランから無人機が飛来し、国際空港が損傷したほか、2人が負傷した。