【カトマンズ時事】ネパールで5日、昨年の政変後初となる下院(定数275)総選挙が実施された。結果判明には数日かかる見込み。議会第4党の新興勢力、国民独立党(RSP)の躍進が見込まれており、ラップ音楽の歌手活動歴を持つ同党のバレンドラ・シャー前カトマンズ市長(35)が首相に就く可能性がある。
選挙で各政党は、社会に深く根付いた汚職体質や深刻な失業率への対策を訴えた。どの党も単独での過半数確保は困難な情勢で、連立政権となる公算が大きい。政変以来、国をまとめてきたカルキ暫定首相は「自分の責務を果たした」と平和的な選挙にこぎ着けたことを喜んだ。
〔写真説明〕ネパール下院総選挙に国民独立党(RSP)から出馬したバレンドラ・シャー前カトマンズ市長(中央)=2日、東部ジャパ郡(AFP時事)
〔写真説明〕5日、カトマンズで票を投じるオリ前首相(AFP時事)