JAL「今後国際線を強化します」そのプランは? 2030年度には「1.3倍」へ… どのように増やすのか

宇宙スタートアップ 上場企業も

JAL(日本航空)グループが2026年3月に発表した「JALグループ経営ビジョン2035」において、2030年度の国際線ASK(有効座席キロ)を2025年度対比で1.3倍に拡大すると公表しました。どのように路線ネットワークを伸ばすのでしょうか。

LCC「ZIPAIR」とJALの両軸で

 JAL(日本航空)グループが2026年3月に発表した「JALグループ経営ビジョン2035」において、2030年度の国際線ASK(有効座席キロ)を2025年度対比で1.3倍(FSC国際線+LCC)に拡大すると公表しました。どのように路線ネットワークを伸ばすのでしょうか。

 同計画におけるポイントとなりそうのは、2030年に滑走路の増設・延長などで発着数の増加が見込まれる「成田空港」です。JALグループでは、グループ会社の国際線LCC(格安航空会社)、ZIPAIRが成田を拠点に、北米、アジア方面に就航しています。

 今回発表されたプランは「JALグループ経営ビジョン2035」では、2030年度にはフルサービスキャリアであるJALにおいては機材の大型化により供給を拡大し、中長距離路線を中心に強化するといいます。また、ZIPAIRでは、現行機より胴体が長い「ボーイング787-9」を導入し、機体数も現状の倍増とする予定です。

 国際線の拡大についてJALの斎藤 祐二副社長は「まずZIPAIRを中心に成田空港を大きく拡大するというのは事実です。機材も倍増し、かつ大きい機材になりますので、これは大きく伸ばします」とながらも「一方、JALの国際線についても、これからアメリカ線や南アジア等、成長マーケットについては伸ばしていきたい。今、稼働しきれてない機材もありますので、数機規模は国際線でも伸ばしていくことができます。ただし羽田は発着枠が一杯ですので、成田で伸ばしていくことになります。JAL国際線の大型化とあわせ、ZIPAIR、JAL双方で成田空港を成長の起点としてやっていきたい」とその方針について触れています。