小田原厚木道路の下の「まるでワープな新トンネル」開通見込み立つ! 激セマ&急坂の現道を回避

老朽化進む日本のインフラ設備

神奈川県が、小田原市内で整備中の都市計画道路「城山多古線」に設けられる新トンネルについて、一般公募で正式名称を決定したと発表しました。併せて、同路線を含めた事業中区間の開通時期も公表しています。

「トンネルの下のトンネル」で住宅地をワープ!

 神奈川県は2026年2月26日、小田原市内で整備を進めている都市計画道路「城山多古線」について、一般公募を行った新しいトンネルの名称が決定したと発表しました。併せて、同路線を含めた事業中区間の開通時期も公表しています。

 名称を公募していた新トンネルは、県道城山多古線ならびに「小田原山北線」のバイパスとして建設している、約1.0kmの区間に設けられます。これにより、小田原駅の西口付近から、伊豆箱根鉄道大雄山線の穴部駅付近へと、トンネルを通じて行き来できるようになり、そのまま山北町方面へと通じます。

 この新トンネルが通るのは、小田原厚木道路の小田原東IC-荻窪IC間で住宅地を抜ける「坂下トンネル」のすぐ下で、延長は230mです。小田原山北線の現道は、この小田厚の坂下トンネルの真上を通るルートで、アップダウンが激しく、歩道もないほど狭い幅員となっています。

 バイパスの開通で、この住宅街区間を通らなくて済むようになるほか、山北町方面から国道1号方面に抜ける交通が、小田原駅西口方向に転移することによる市街地渋滞の緩和も期待されます。

 新トンネルの名称については、2025年11月に一般公募が実施され、このほど「新坂下トンネル」と命名されました。小田原市は正式名称について、「新たなトンネルが、多くの皆様に親しみと愛着を持っていただけるように」と願って決定したと説明しています。

 なお、県は新坂下トンネルを含む事業中の約1.0kmについて、2026(令和8)年6月ごろの開通を予定すると発表しています。