「温泉マーク発祥まつり」を開催 群馬県安中市

老朽化進む日本のインフラ設備

 群馬県安中市の磯部温泉で「温泉マーク発祥まつり」が行われた。同温泉は、1661年に江戸幕府が出した近隣の土地争いの裁定文書に、湯気が立つ記号で記載されており、それが最古の記録であることから、温泉記号発祥の地とされている。
 経済産業省は2016年、東京オリンピック・パラリンピックに向けた外国人観光客の増加に備え、お湯に漬かる人の姿を加えた国際標準化機構(ISO)規格の新たな温泉記号を定めた。しかし温泉旅館などの反対から、新旧記号は併用されることに。祭りは、従来の記号の周知と温泉街の振興を目的に開催されている。
 観光客は、名物の磯部せんべいや湯豆腐を味わうなどして、温泉街の雰囲気を楽しんだ。祭りの実行委員長の桜井太作さんは「今回は初めて学生が湯豆腐店を出店した。来年は空き家にサテライト店舗を招くなど、よりにぎやかにしたい」と話している。【もぎたて便】

〔写真説明〕「温泉マーク発祥まつり」に学生が出店した湯豆腐店と行列を作る観光客=2月22日、群馬県安中市