セリエA第27節が3月1日に行われ、ミランは敵地でクレモネーゼと対戦した。
前節終了時点で15勝9分2敗の成績を残し、勝ち点「54」を積み上げて2位につけるミラン。首位を走るインテルは既に今節を終え、順調に勝ち点「3」を積み上げたため、試合前の暫定順位表では両者の勝ち点差は「13」まで広がっている。次節、直接対決のミラノ・ダービーに少しでも勝ち点差を縮めて臨むためにも、今節は負けられないゲームだ。
17位と残留争いに身を置くクレモネーゼとのゲームは、時間の経過とともにミランが良い形で攻撃を繰り出す機会が増えていく。前半アディショナルタイムには、ペナルティエリア手前中央の位置でアレクシス・サーレマーケルスからのパスを受けたユスフ・フォファナが、落ち着いたファーストタッチから狙い澄ました左足シュートを放ったが、ここはGKエミリオ・アウデロに阻まれる。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ってもミランはなかなか先制点を奪えない。クレモネーゼも最前線のジェイミー・ヴァーディを筆頭に攻撃へ出る形を作ったが、均衡が破れることはない。
0-0のまま90分間が過ぎようとした頃、セットプレーで試合が動いた。ミランは左コーナーキックを獲得すると、ルカ・モドリッチがショートで繋ぎ、ペルビス・エストゥピニャンからの落としを受けたモドリッチがダイレクトでインスイングのボールを送る。コニ・デ・ヴィンターがわずかに競り勝ってファーサイドへ流れたボールは、ストラヒニャ・パヴロヴィッチに当たるような形となってゴールへ吸い込まれる。ミランが土壇場で先手を取った。
重苦しい雰囲気を打ち破ったミランは後半アディショナルタイム、前がかりとなったクレモネーゼをニクラス・フュルクルクのヘディングでひっくり返し、クリストファー・エンクンクが背後のスペースへ飛び出す。GKアウデロを引き付けると、最後は並走していたラファエル・レオンへ渡し、“10番”がトドメの2点目を奪う。試合はこのままタイムアップを迎えた。
直近の2試合で白星に見放されていたミランにとっては、3試合ぶりとなる待望の勝ち点「3」に。クレモネーゼは13試合連続未勝利となった。
次節は8日に行われ、ミランはホームでインテルと、クレモネーゼは敵地でレッチェと、それぞれ対戦する。
【スコア】
クレモネーゼ 0-2 ミラン
【得点者】
0-1 90分 ストラヒニャ・パヴロヴィッチ(ミラン)
0-2 90+4分 ラファエル・レオン(ミラン)
【ゴール動画】ミランがセットプレーで均衡を破る!