埼玉県飯能市で都市計画道路「阿須小久保線」の岩沢工区(340m)が開通します。南北の移動が難しい飯能市街の新ルートが登場です。
飯能の“ナイスっ!”なルートが完成
埼玉県飯能市は2026年2月20日、都市計画道路「阿須小久保線」の岩沢工区(340m)が3月22日(日)に開通すると発表しました。南北の移動が難しい飯能市街の新ルートとなります。
開通するのは、2022年に完成した西武池袋線の元加治-飯能間をまたぐ「岩沢陸橋」から国道299号(現道)までの区間です。これにより、飯能市街から西武線、入間川の阿岩橋を越え、JR八高線をくぐる「阿須ガード」付近まで直結となります。阿須ガードを抜ければ、東京都青梅市方面へ通じる県道二本木飯能線に接続します。
ただし、阿須ガードは拡幅工事のため2027年9月末まで全面通行止めです。それまではやや迂回が必要になります。
飯能はJR八高線と西武池袋線が交わるため、八高線沿いに南北を移動するには、入間川の河岸段丘を越えるだけでなく、踏切越えがつきものでした。阿須小久保線の開通で鉄道を立体交差して市の南北を行き来し、都県境を越えるルートが完成します。
さらに、阿須小久保線は国道299号から北へ、299号バイパスまでのあいだの未開通部(約400m)をつなげる用地確保も進められています。そこから先は開通済みで、299号バイパスからさらに北へ伸びる県道「飯能寄居線」と直結しています。
飯能寄居線は文字通り、おおむねJR八高線に並行して飯能と寄居を結ぶ路線で、一部はバイパスも整備されている幹線道路です。圏央道・関越道よりも西側の山間部を通って、国道254号と連絡(一部重複)して群馬方面へ通じています。この八高線並行ルートのなかでも“難関”だった飯能市内を南北に貫く道ができつつあるのです。