米イラン、核協議継続で一致=決裂回避、「進展」強調

人手不足・老朽化・災害の三重苦

 【イスタンブール時事】米国とイランは26日、スイスのジュネーブでイラン核開発問題を巡る高官協議を開いた。仲介国オマーンのバドル外相はSNSで「大きな進展が見られた」と表明。イランのアラグチ外相も前進があったと強調し、合意に向けた技術的課題を検証する会合の後、次回の核協議が1週間以内をめどに行われるとの見通しを明らかにした。
 イランは前回17日の協議後に策定した核合意案を米側に提示。詳細は不明だが、核開発で一定の譲歩を示し、制裁解除を強く求めたとみられる。アラグチ氏は協議後、「意見の相違は残るが幾つかの点で理解が深まった」と評価。米ニュースサイト「アクシオス」によると、米高官も「前向きだった」と語った。
 協議が決裂すれば、トランプ米大統領が譲歩を引き出すため対イラン軍事行動に踏み切る恐れもあった。交渉継続で合意したことで、攻撃が遠のいた可能性もあるが、緊張緩和につながるかは見通せない。