米空軍「パッと見UFOな最新鋭機」を45億ドルで”爆速量産”へ! 愛称の由来は「日本も関係大アリ」です

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アメリカ空軍が開発を進める次世代ステルス爆撃機B-21「レイダー」の生産が加速します。計画は順調とのことで、実戦配備は2027年となる見込みです。

計画順調で「生産規模拡大」決定

 アメリカ空軍省は2026年2月23日、ノースロップ・グラマン社と、次世代ステルス爆撃機B-21「レイダー」の生産能力を拡大することで合意したと発表しました。

 B-21は、長距離浸透打撃能力を担うアメリカ空軍の次世代爆撃機です。主翼と胴体が一体化した全翼機形状をしているのが特徴で、21世紀に入ってから初めて登場した爆撃機であるため、高いステルス性能以外に高度なネットワーク能力、オープンアーキテクチャも有しています。こうしたことから、アメリカ空軍ではB-2爆撃機やF-35戦闘機などの第5世代機よりも、さらなる先進性を備えた軍用機だとして世界初の第6世代機に位置付けています。

 なお、愛称の「レイダー(Raider)」は、第2次世界大戦中の1942(昭和17)年4月に日本本土への初空襲、いわゆる「ドーリットル空襲」を行った「ドーリットル爆撃隊(Doolittle Raids)」にちなんだものです。

 今回の合意は、2025会計年度の予算調整法に基づき、すでに承認・歳出措置が講じられている45億ドルの資金を活用するものです。コストおよび性能面での規律を維持しつつ、納入スケジュールを圧縮することにより年間生産能力を25%引き上げ、取得計画の加速を実現するとしています。

 空軍省は、B-21計画が2025年に予定通り機体を引き渡しており、計画は順調に進展していると強調しています。2027年にはサウスダコタ州エルスワース空軍基地への配備が予定されており、今回の決定はこうした安定した計画の進捗を背景にしたものです。