ユヴェントス、驚異の粘りを見せるも延長戦で力尽きる…ガラタサライが2戦合計7得点でCL16強へ

人手不足・老朽化・災害の三重苦

 チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフのセカンドレグが25日に行われ、ユヴェントス(イタリア)とガラタサライ(トルコ)が対戦した。

 イタリア屈指の名門がCL敗退の危機に瀕している。リーグフェーズを3勝4分1敗の13位で終えてプレーオフへ回ると、敵地でのファーストレグでは2-5で大敗。大逆転でのラウンド16進出に向けて、本拠地でのセカンドレグでは3点差以上をつけることが最低条件となった。一方、リーグフェーズを3勝1分4敗の20位で終えたガラタサライは2013-14シーズン以来のベスト16進出に向けて大きく前進。3点リードという大きなアドバンテージを持って敵地へ乗り込むこととなった。

 序盤は拮抗した展開となり、互いにチャンスシーンを作り出す。3分、ユヴェントスはケナン・ユルディズが左サイドから上げた鋭いクロスにフェデリコ・ガッティが頭で合わせたが枠を捉えることができず。対するガラタサライは11分にイスマイル・ヤコブスが相手ゴール前にロングスローを投げ込み、混戦から最後はヴィクター・オシムヘンのボレーシュートが枠を捉えたが、GKマッティア・ペリンの好セーブに阻まれた。

 逆転突破のためには大量得点が必要となるユヴェントス。22分、ショートコーナーの流れからマヌエル・ロカテッリの強烈なミドルシュートが枠を捉えるも、ガラタサライのGKウグルカン・チャクルが好セーブに阻まれる。それでも35分、左サイドの深い位置で起点を作ったトゥーン・コープマイネルスがボックス内へ送り、パスを受けたジョナサン・デイヴィッドがさらに左へ展開。ケフラン・テュラムが倒されてPKを獲得すると、これをロカテッリが冷静に沈めて反撃の狼煙を上げた。

 後半開始早々の48分、浮き球を競り合ったロイド・ケリーがジャンプの着地の際にバルシュ・ユルマズの足を踏み付ける形となってしまい、VARによる確認の結果レッドカードが提示された。追いかける状況のユヴェントスが数的不利での戦いを余儀なくされることとなる。55分にはユルディズが華麗な突破からフィニッシュに持ち込んだが、至近距離からの一撃は相手選手のブロックに阻まれ、惜しくも枠の左へ外れた。

 ユヴェントスは時折オシムヘンらにチャンスを作られながらも、ホームの声援を背に押し気味に試合を進める。70分、CKのこぼれ球を拾ったところからピエール・カルルがボックス内右でボールを引き出しグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドでガッティが押し込み、2戦合計で1点差に詰め寄る。さらに82分には左サイドからのFKをコープマイネルスが折り返すと、最後はウェストン・マッケニーが押し込み、3点ビハインドを跳ね返して2戦合計で同点に追いついた。

 試合は2戦合計5-5で延長戦に突入。96分、左サイドを突破したジェレミー・ボガがゴール前に折り返し、マッケニーの横パスを受けたエドン・ジェグロヴァがシュートを放つ。完全に崩し切った形だったがフィニッシュの精度を欠き、惜しくもゴールとはならない。すると105+1分、ピンチを凌いだガラタサライは敵陣でのボール奪取からショートカウンターを発動すると、ユルマズのラストパスを受けたオシムヘンがネットを揺らし、ラウンド16進出へ一歩前に出た。

 ユヴェントスは延長後半もチャンスを作り続けるがネットを揺らすことができず。逆にガラタサライは119分、ユルマズがオシムヘンとの連携から追加点を奪い、2戦合計スコアを5-7とした。

【スコア】
ユヴェントス 3-2(2戦合計:5-7) ガラタサライ

【得点者】
1-0 37分 マヌエル・ロカテッリ(PK/ユヴェントス)
2-0 70分 フェデリコ・ガッティ(ユヴェントス)
3-0 82分 ウェストン・マッケニー(ユヴェントス)
3-1 105+1分 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)
3-2 119分 バルシュ・ユルマズ(ガラタサライ)