ウクライナ大統領、抵抗たたえる=ロシアは継戦の意思明確に―侵攻4年

安いだけでない PB市場に変化?

 ロシアのウクライナ侵攻は24日、開始から4年を迎え、両国首脳はそれぞれビデオ演説で内外に自らの正当性を訴えた。米国の仲介による和平交渉が暗礁に乗り上げる中、不利な戦況が続くウクライナのゼレンスキー大統領は国民の徹底抗戦を賛美。一方、ロシアのプーチン大統領は戦争継続の意思を明確にした。
 「ロシアが3日間で首都キーウを占領すると言われてから、きょうで丸4年になる」。ゼレンスキー氏は演説で、プーチン氏のもくろみが今も実現していないことに言及した。
 背景には、何百万人もの「勇気、努力、忍耐」があると指摘。首都占領を許さず4年が経過した事実は「私たちの抵抗、そしてウクライナがこれまでいかに戦ってきたかを真に雄弁に物語っている」と国民を鼓舞した。
 ゼレンスキー氏は複数の外国メディアのインタビューに応じ、ロシアが割譲を要求する東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の放棄を改めて拒否。英紙フィナンシャル・タイムズには「ドンバスから撤退すれば、戦争が終わるという言葉は信じられない」とロシアへの不信感をあらわにした。
 プーチン氏はソ連時代に「赤軍記念日」として祝われた「祖国防衛者の日」の23日に演説を発表。「ロシア軍兵士は祖先から勇気と名誉の伝統を立派に受け継いでいる」と称賛した。
 ウクライナ侵攻について、第2次大戦の独ソ戦など過去の戦争のように大義があるものと位置付け、さらなる長期化も視野に国内の引き締めを図ったもよう。自軍の強さは「共通の目標のために勝利する力にある」とも主張した。 
〔写真説明〕23日、モスクワの「無名戦士の墓」に献花するロシアのプーチン大統領(手前右)(AFP時事)