人種差別疑惑の調査に協力姿勢も…ベンフィカが声明「プレスティアーニを全面的に支持」

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 ベンフィカは18日、チャンピオンズリーグ(CL)・ノックアウトフェーズ・プレーオフ・ファーストレグのレアル・マドリード戦で発生した事案について声明を発表した。

 ベンフィカは17日にホームでレアル・マドリードと対戦し、50分に決められたヴィニシウス・ジュニオールのゴールが決勝点となり、0-1で先勝を許した。しかし、この得点後にヴィニシウスの見せたセレブレーションが発端で大荒れの展開になり、その際にベンフィカのジャンルカ・プレスティアーニが口元を隠しながら、ヴィニシウスに話しかけると、これにヴィニシウスが大きな反応を示し、主審の下に駆け寄って人種差別発言を受けたと主張したことで試合は約10分間中断される事態となった。

 これを受け、試合後にヴィニシウスが自身のSNSを通じて改めて人種差別問題を訴えたほか、チームメイトのキリアン・エンバペも「彼は2度とチャンピオンズリーグに出場するべきではない」と痛烈に批判した一方、プレスティアーニ自身は「人種差別的な侮辱行為は一切していない」ことを主張するなど、大きな問題に発展している。

 そんななか、UEFA(欧州サッカー連盟)は18日にベンフィカ対レアル・マドリードの試合中に発生した差別的行為の疑いについて調査するため、倫理・懲戒監察官を任命したことを発表した。

 これを受け、ベンフィカもクラブ公式サイトを更新し、「ベンフィカはレアル・マドリード戦での人種差別疑惑を受けてUEFAが本日発表した措置について、協力し、透明性を持って、オープンに、そして説明に全力で取り組んでいく。クラブは平等、尊重、包括といった価値観を守るという、歴史的かつ揺るぎない関与を明確に再確認する。これらの価値観はクラブ創設の核となる価値観と一致しており、それは最もエウゼビオ氏に象徴されている」と声明を発表しつつ、改めてプレスティアーニを支援する姿勢を明らかにした。

「ベンフィカはジャンルカ・プレスティアーニの表明を全面的に支持し、その信念を改めて表明する。彼はクラブでプレーしてきた中で、常に対戦相手、組織、そしてベンフィカのアイデンティティを規定する原則に対する敬意に基づいて行動してきた。クラブは、同選手が受けた中傷キャンペーンを非難する」

【ハイライト動画】ベンフィカvsレアル・マドリード