プレミアリーグ第31節の前倒し分が18日に行われ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)とアーセナルが対戦した。
昨年10月からプレミアリーグの首位を走り続けているアーセナルだが、前節はブレントフォードと1-1のドロー。3連勝を逃し、覇権奪還に燃えるマンチェスター・シティとの勝ち点差が「4」に縮まった。カラバオ・カップ決勝進出に伴い前倒し開催となるこの試合の相手は最下位に沈むウルブス。今シーズンはここまで勝ち点「9」しか獲得できていないが、ホームでの前回対戦時には苦戦を強いられ、試合終了間際に辛くも勝ち越しに成功した。22年ぶりの優勝に向けて前進するために、勝ち点の取りこぼしは何としても避けたいところだ。
開始早々の5分にスコアが動く。ウルブスを押し込んだ状態でボールを保持したアーセナルは右のノニ・マドゥエケから左のガブリエウ・マルティネッリへと展開し、サポートに入ったデクラン・ライスがボックス左角付近から柔らかいクロスを供給。これにインサイドハーフ起用のブカヨ・サカが頭で合わせ、幸先よく先制に成功した。サカは公式戦16試合ぶりのゴールとなっている。
敵地でリードを奪ったアーセナルは主導権を握り続けるが、なかなかウルブスのブロックの中に割って入ることができず、チャンスの数は限定的に。それでも素早い攻守の切り替えでカウンターアタックを許さず、押し気味に試合を進める。ウルブスは45+2分、ロングスローのこぼれ球を拾ったところからアンドレがチームとしてこの日最初のシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。前半は0-1で終了する。
後半に入り56分、敵陣左サイドで起点を作ったアーセナルは相手センターバック(CB)とサイドバック(SB)の間で上手くポジションを取ったピエロ・インカピエがガブリエウ・マガリャンイスからの縦パスを受けてボックス内へ侵入。GKジョゼ・サの頭上を撃ち抜くシュートを決め、リードを広げた。しかし、インカピエの加入後初ゴールの喜びも束の間、61分にウーゴ・ブエノに見事なミドルシュートを叩き込まれ、再び1点差となる。
その後は一進一退の攻防が続き、1点差のままでアディショナルタイムに突入。迎えた90+4分、左サイドからアバウトなクロスが送られると、GKダビド・ラヤとガブリエウが重なってしまいゴール前にボールがこぼれる。トム・エドジーがシュートを放つと、リッカルド・カラフィオーリのオウンゴールを誘発し、ウルブスが土壇場で試合を振り出しに戻した。試合はこのまま2-2で終了し、アーセナルは痛すぎる2試合連続ドローとなった。
両チームの次戦は22日に控える第27節。ウルブスはクリスタル・パレスとのアウェイゲーム、アーセナルはトッテナム・ホットスパーとのノースロンドン・ダービーに臨む。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 2-2 アーセナル
【得点者】
0-1 5分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
0-2 56分 ピエロ・インカピエ(アーセナル)
1-2 61分 ウーゴ・ブエノ(ウルヴァーハンプトン)
2-2 90+4分 リッカルド・カラフィオーリ(オウンゴール/ウルヴァーハンプトン)