中島哲也監督「渇き。」出演女優と和解 対話で認識のすり合わせ「監督としての配慮が至らなかった点について謝罪がなされました」

製薬会社のMRが減少した要因は?

【モデルプレス=2026/02/13】中島哲也監督の7年ぶりとなる映画「時には懺悔を」の公式サイトが、2月13日に更新された。中島監督の過去作品の事象調査について報告した。 【写真】西島秀俊が怪我負った映画 大胆アクションシーン ◆中島哲也監督「渇き。」出演女優との和解報告 2014年公開の映画「渇き。」に出演した女優が性被害を受け自殺未遂に追い込まれたといった内容が報じられていた中島監督。これを受け、「時には懺悔を」の製作委員会は「この問題をさらに詳しく調査、検証すべきであるという思いに達しました」と説明し、公開延期を発表していた。 今回「第三者の立場から、当時の関係者へのヒアリング等を中心とした調査を実施してまいりました」とし、結果を説明。「今回の調査とA子様との対話を通じて把握した事実関係からは、中島監督が、意図的にA子様との編集に関する約束を履行しなかった事実、ならびに露出を強要したと認められる事実はいずれも確認されませんでした」と報告。「また、調査過程においては、当製作委員会は、A子様と中島監督との間に入り対話の機会を設けました。双方が率直に認識のすり合わせを行う中で、監督より、A子様とのコミュニケーションが十分ではなかった点、特に編集作業において直接確認をしなかった点など、監督としての配慮が至らなかった点について謝罪がなされました。これを受け、最終的に双方の間で和解が成立したことを確認いたしましたので、ご報告いたします」と和解を伝えた。 さらにA子が「note」に体験談として記している内容のうち、「撮影から編集作業等で生じた客観的な事実関係について、重要な点で概ね事実と符合する内容であったことを確認いたしました」と報告。「一方で当時の制作側とA子様所属事務所間の情報共有や確認手続きに下記1〜4のような不十分な点が存在し、それらが複合的に影響を及ぼした可能性があることも明らかになりました」とし、「A子様の事前の懸念事項(露出NG)が撮影当日まで中島監督に伝達されていなかったこと」「撮影当日の話し合いで編集立ち会いを条件に翌日撮影が実施されたこと」「その後、中島監督が長時間にわたる編集作業への立ち会いがA子様のご負担になることを懸念し、プロデューサー経由でA子様に編集データを確認していただく方法に変更したこと」「ゼロ号試写の段階でA子様が編集データによる映像の事前確認をしていなかったこと」が判明したと報告している。 ◆「時には懺悔を」公開日は後日お知らせ 「時には懺悔を」の公開日については、「改めてお知らせいたします」と伝え、同作の制作現場では「出演者およびスタッフに対し、ハラスメント防止、適切な情報共有、インティマシーコーディネーターや心理カウンセラーの導入による身体的・精神的ケアなど十分に配慮した体制のもとで制作を進めました。特に障がいのある出演者に対しては専任のスタッフと付き添いの親族の方達の意見を聞き、撮影環境作りには細心の注意を払い、一緒に作品を制作いたしました」と説明した。 ◆中島哲也監督作「渇き。」巡るトラブル受け声明発表 中島監督を巡っては、2014年公開の映画「渇き。」に出演した女優が性被害を受け自殺未遂に追い込まれたといった内容が報じられた。これを受け、制作委員会は公式サイトにて声明を発表。「本作品の製作にあたりまして、当該報道で指摘されている事案を慎重に確認し、製作を決定しておりますが、当該事案や本作品の内容等も踏まえたうえで、十分に協議している」と説明していた。 ◆中島哲也監督7年ぶり新作「時には懺悔を」 原作は打海文三氏の同名小説で、重度の障がいを抱える子どもを通して描く、親子の絆の物語。「過去に大きな傷を負った大人たちが、今を必死に生きる“たったひとつの小さな命”と出会い、人生の活路を見出す物語」を独自の視点と緻密な演出で描き出す。 主演は西島秀俊が務め、満島ひかり、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、塚本晋也、片岡鶴太郎、佐藤二朗、役所広司などが出演する。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】