北海道帯広市で10日、野生鳥獣の食肉「ジビエ」を乳酸菌発酵製法で調理した料理の試食イベントが開かれた。ジビエは狩猟で得た食肉で、特にシカやイノシシなどは高たんぱく・低カロリーで味も良いため、近年は人気が高まっている。ただ、畜産肉に比べて肉の管理や調理が難しく、普及のネックにもなってきた。
このイベントでは、乳業大手・明治が開発した乳酸菌発酵製液を使い、肉の繊維を分解して歯切れと口どけを向上させる製法で加工したシカ肉料理が提供され、参加者からは「ジューシーで軟らかい」と好評だった。国も農作物に被害を与える鳥獣害対策の一環でジビエ普及を進めており、調理法の改善で消費の拡大が期待される。【もぎたて便】
〔写真説明〕明治の「乳酸菌発酵液」(右上)を使ったシカ肉のジビエ料理=10日、北海道帯広市