三笘薫が先発のブライトン、敵地で競り負けて6戦未勝利…3位アストン・ヴィラは3戦ぶり白星

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 プレミアリーグ第26節が11日に行われ、三笘薫が所属するブライトンとアストン・ヴィラが対戦した。

 現在、5戦未勝利で14位に沈むブライトン。6戦ぶりの白星を目指したミッドウィーク開催のアウェイゲームでは三笘が左ウイングで引き続きスタメンに入った。一方、3位に位置するアストン・ヴィラだが直近は2戦未勝利とタイトル争い、トップ4争いにおいて正念場を迎える中で難敵相手のホームゲームに臨んだ。

 立ち上がりはジェイドン・サンチョが積極的な仕掛けを見せたアストン・ヴィラが右サイドを起点に攻撃の形を作り出す中、同サイドでマッチアップの形となった三笘はサイドバックのサポートのために自陣での守備を強いられる。

 10分を過ぎて完全にリズムを掴んだホームチームはオリー・ワトキンス、モーガン・ロジャーズとボックス内で際どいシュートを続けて放つ。

 これに対して守勢のブライトンは22分、開始直後にイエローカードをもらうなど試合に入り切れなかったカルロス・バレバの退場のリスクも考慮したか、ジェイムズ・ミルナーを投入。なお、ミルナーはこれがプレミアリーグ通算653試合目の出場となり、ギャレス・バリーが持つリーグ最多出場記録に並んだ。

 この交代直後には相手陣左サイドで仕掛けた三笘が際どいクロスで見せ場を作ったが、試合のペース自体はアストン・ヴィラ。序盤に比べてボックス内への侵入機会は減ったが、ミドルシュートやセットプレーを軸にフィニッシュの場面を作り出す。

 以降はこう着状態が続いた中、前半終了間際にはミルナーのパスカットからの縦パスの差し込みでダニー・ウェルベックがブライトン最初の枠内シュートを記録したが、これはGKエミリアーノ・マルティネスの正面に飛んだ。

 ゴールレスで折り返した後半。開始直後には三笘に見せ場。左サイドでうまく相手の背後を取ると、ボックス手前左から鋭い右足シュートを放ったが、これは惜しくも枠の右に外れる。

 さらに、ブライトンは55分、三笘とウェルベックを起点に左で押し込むと、フェルディ・カドゥオールが鋭いミドルシュートを放つが、これはGKマルティネスが指先で触る圧巻のセーブをみせ、ボールはクロスバーを叩いた。

 序盤のブライトンの攻勢が勢いを失った後はクローズな展開に。ブライトンがヤン・ポール・ファン・ヘッケの負傷でオリヴィエ・ボスカリのスクランブル投入を余儀なくされた一方、アストン・ヴィラは流れを変えるべくレオン・ベイリーやタミー・エイブラハム、アリソンと攻撃的なカードを切っていく。

 自ら偉業達成を祝うべくミルナーがミドルシュートでゴールに迫る場面を作ったブライトンは81分に3トップ全員を入れ替え。後半に入って幾度か良い仕掛けを見せた三笘もこのタイミングでベンチへ下がった。

 すると、一連の選手交代によって流れが変わったか、後半終盤にスコアが動く。86分、右CKの場面でキッカーのベイリーが左足インスウィングのボールを入れると、ゴール前で競り勝ったタイロン・ミングスのヘディングシュートが相手のジャック・ヒンシェルウッドにディフレクトしてゴール左隅に決まった。

 アストン・ヴィラ通算200試合目のミングスのゴールではなく最終的にオウンゴールと記録されたが、土壇場で先制に成功したホームチームはこのままアウェイチームの反撃を冷静に凌ぎ切った。

 この結果、ホームで接戦を制したアストン・ヴィラがリーグ3戦ぶりの白星。敗れたブライトンは厳しい6戦未勝利に。

【スコア】
アストン・ヴィラ 1-0 ブライトン

【得点者】
1-0 86分 オウンゴール(アストン・ヴィラ)

【ゴール動画】ミングスが誘発したアストン・ヴィラの決勝点