プレミアリーグ第26節が11日に行われ、遠藤航が所属するリヴァプールとサンダーランドが対戦した。
前節、マンチェスター・シティとの強豪対決で1-2の厳しい逆転負けを喫した6位のリヴァプール。9位のサンダーランドのホームに乗り込んだ一戦では、マン・C戦での退場でサスペンションとなったドミニク・ソボスライの代役として、遠藤が右サイドバックで今季リーグ戦初のスタメン起用となった。
前からアグレッシブにボールを奪いに行くサンダーランドが勢いを持って試合に入ったが、リヴァプールも時間の経過とともにボールを保持しながら相手陣内でのプレータイムを増やしていく。
ボールは保持するものの、自陣でコンパクトなブロックを築くサンダーランドの堅守を前に効果的な崩しを見せられないリヴァプール。モハメド・サラーやフロリアン・ヴィルツがボックス付近で強引に足を振っていくが、ことごとくDFのブロックに遭う。
それでも、30分を過ぎた辺りからヴィルツを起点に攻撃のリズムが生まれると、33分にはボックス左でコーディ・ガクポのパスを足元に受けたヴィルツが絶妙な左足シュートを打つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。
前半終盤にかけても流れの中、セットプレーの双方から厚みのある攻撃を仕掛けたリヴァプールだったが、最後のところで粘るサンダーランドの守備をこじ開けられずに前半終了を迎えた。
後半も同じメンバーで臨んだリヴァプールだったが、立ち上がりはサンダーランドの攻勢に晒される。それでも、冷静に相手の攻撃を撥ね返すと、ファーストチャンスを先制点に結びつける。
61分、右CKの場面でキッカーのサラーが左足インスウィングで正確なボールを入れると、ゴール前で競り勝ったフィルジル・ファン・ダイクがゴール左隅を狙ったヘディングシュート。ゴールカバーのハビブ・ディアラも撥ね返し切れず、ボールがゴールネットに突き刺さった。
キャプテンの一撃でリードを手にしたアウェイチームだったが、この直後にアクシデントが発生。64分、ゴール前での競り合いの場面で着地の際に足首を強く捻った遠藤がピッチに倒れ込む。重傷の可能性が頭をよぎったか、苦悶の表情とともにユニフォームで顔を覆った日本代表MFは担架に載せられてピッチを後に。ジョー・ゴメスがスクランブル投入された。
先制の良いムードから一転、嫌な空気が漂う中、以降はウーゴ・エキティケやサラーのところでチャンスは作りつつも、サンダーランドの反撃に遭うリヴァプール。その後はカーティス・ジョーンズ、フェデリコ・キエーザといった選手をピッチに送り込み、逃げ切り態勢に入った。
リスクを冒して前に出るサンダーランドが迫力を出したものの、ファン・ダイクとコナテのセンターバックコンビを中心に最後まで集中した守備を見せたリヴァプールが、今季ここまで無敗だった難攻不落のスタジアム・オブ・ライトを攻略し、大きな勝ち点3を手にした。
【スコア】
サンダーランド 0-1 リヴァプール
【得点者】
0-1 61分 フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
【ゴール動画】頼れるキャプテンが決勝弾