Jリーグ開幕を前にJFAがレフェリーブリーフィング開催、百年構想リーグは“信頼されるレフェリング”を追求

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 日本サッカー協会(JFA)は5日、2026年の第1回レフェリーブリーフィングを開催した。

 今週末から半年間の特別大会である「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」が開幕。改めて新シーズンに向けての方針が発表された。

 JFA審判マネジャー Jリーグ担当統括の佐藤隆治氏は、2025シーズンの振り返りとして“コンタクトプレーの標準を引き上げる”取り組みを掲げていたものの、振れ幅が大きかったと総括。シーズン前半戦はコンタクトプレーでファウルにすべきものが見逃されていたとしながらも、研修会などを経て後半戦は改善されたとした。

 この日のブリーフィングには、今シーズンもJ1担当審判員でもあるプロフェッショナルレフェリーの福島孝一郎氏と荒木友輔氏も登壇。福島氏は「判定基準を変えなければいけない、ファウルを取る基準を上げなければいけないのかなと思った」と振り返り、「標準を上げるということとの兼ね合いが上手くいかなかったところはあったのかな」とコメント。ただ後半戦に向けて改善されたとし、「シンプルにファウルはファウルということを見直す機会があり、それをゲームで実戦して、選手もそうだよねという形で、落ち着いて行った。前半に見られたギクシャクしたものが減って行った感覚がある」と、ピッチ上での選手の反応も変わっていったとした。また、荒木氏も「コンタクトプレーの基準を引き上げることの解釈がずれていた感覚がある」と福島氏と同じ感覚があったとし、「夏の研修会で接触プレーを見直して、ファウルはファウル。基準を統一できたところでそれぞれに変化があった。とてもファウルの判定がしやすく、選手も受け入れてくれるようになり、信頼関係も築けた」と、後半戦で改善された感覚があったとした。

 百年構想リーグに向けて佐藤氏は「“信頼されるレフェリング”の追求」を掲げ、“コンタクトプレーの標準を引き上げる”ことは継続していくとのこと。また、「適切なアドバンテージを取る」、「素早いリスタートを促す/試合を過剰に止めない」ことも継続していくとした。アドバンテージに関しては「プレーを止めないことが必ずしもアドバンテージではない」とコメント。また、試合を止めることに関しても「負傷したから試合を止めるということではない」としながらも、「頭部の負傷や重傷の場合は競技規則でも試合を止めると明記されている」とし、負傷の程度を考慮したゲームコントロールを主審もする必要があると説明。この3点に加え、「選手生命を脅かすチャレンジ」と「テクニカルエリアでのマナー(チーム役員&選手)」についてはより注視していくとのこと。特に、テクニカルエリアでの振る舞いはFIFA(国際サッカー連盟)の大会では「審判がしっかりとチェックすることが求められている」と語り、執拗な抗議や振る舞いについてもしっかりと見ていくことになるとした。

 なお、プロフェッショナルレフェリーに関しては、2025シーズンの担当から今村義朗氏が勇退、山本雄大氏がインドネシアでプロフェッショナルレフェリーとなり担当を外れることに。主審は17名が、副審は6名が継続契約となる中、新たに主審は須谷雄三氏、先立圭吾氏、椎野大地氏の3名、副審は坂本晋悟氏、長谷川雅氏の2名と契約することとなり、5名がお披露目された。

 須谷氏は「主審の中で背が高い部類なので、ピッチ上で表現できれば」とコメント。先立氏は「豊富な運動量と動じないメンタル」、椎野氏は「自分の信念を持ってレフェリング」と意気込み。また、副審の坂本氏は「オフサイドの判定はJ1担当の中でも自信を持っている。そこを評価されてプロになれた」、長谷川氏は「オフサイドの判定は難しいものを含めて当たり前に判定しながら、主審のゲームの運営、マネジメントのサポートを心がけていきたい」と、それぞれが意気込みを語った。

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