“最大の成果”はタイトルにあらず?…リヴァプール指揮官の哲学とは「長期的に見るとより価値がある」

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 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が自身の哲学を明かした。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 スロット監督はAZとフェイエノールトという母国の名門を率いた後、一昨年夏にリヴァプールに就任。“長期政権”を築いたユルゲン・クロップ氏からバトンを引き継ぐと、攻撃的なサッカーで5年ぶりのプレミアリーグ制覇を成し遂げた。しかし、超大型補強を敢行して臨んだ今シーズンは大きな期待とは裏腹に不安定な戦いが続き、連覇を目指すプレミアリーグでは第24節終了時点で勝ち点「39」の6位にとどまっている。

 クラブOBのジェイミー・キャラガー氏が「前のシーズンにリーグ優勝し、多額の資金を投入しておきながらチャンピオンズリーグ(CL)出場権すら獲得できないのであれば言い訳の余地はない」とコメントするなど、今シーズンはやや風当たりも強くなっているスロット監督。決勝トーナメントへのストレートインを決めたCLや4回戦に進出しているFAカップで結果を残して見返したいところだが、長期的視点ではタイトル獲得よりも重要なものがあると考えているようだ。

 スロット監督はポッドキャスト『The Reds Roundtable』にて自身の哲学について言及。「監督としてリーグやCL、FAカップ、リーグカップを勝ち取ることはできるが、最大の成果とは見ていて最高に美しいと感じられるサッカーができることだ」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。

「現時点でファンは異論を唱えるかもしれないが、間違いなく私が目指していることだ。常にボールを持ちたいし、激しい試合をしたいと思っている。そして、ファンにその試合を見て満足してもらいたいと思っているんだ。すべてのファンが我々の試合を楽しいと思っているわけではない。最も辛いことはその気持ちが理解できるということだ。トロフィーも重要だが、良いサッカーを体現するチーム、クラブ、監督であることこそが長期的に見るとより価値がある」

 リヴァプールは現地時間8日に控えるプレミアリーグ第25節でマンチェスター・シティを本拠地『アンフィールド』に迎える。スロット監督が目指すサッカーで勝利を掴むことはできるだろうか。

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