レーザー兵器で4機も撃墜!? 創作物めいてきた“防空装備”出力がさらにアップ! より実戦向けに アメリカ

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ロッキード・マーチンは2026年1月29日、レーザー兵器を用いてドローン4機を撃墜するデモンストレーションを行ったと発表しました。

さらなる出力向上も考えられている

 ロッキード・マーチンは2026年1月29日、レーザー兵器を用いてドローン4機を撃墜するデモンストレーションを行ったと発表しました。

 今回の実験で使用されたのは、アーレイ・バーク級駆逐艦「プレブル」に試験的に搭載されているレーザー指向性エネルギー兵器「HELIOS(ヘリオス)」です。

 HELIOSは当初、最大60キロワット超の出力到達を目指していましたが、2025年8月にこれを達成。同年10月に行われた無人機に対する照射実験では、発進させた4機のドローンを無力化することに成功しました。

 この成功は、海上でのドローン迎撃の可能性を示すものであり、米国および同盟国の防空ミサイルをより高度な脅威に備えるための新たな武器として活用できる可能性があると、ロッキード・マーチンは発表しています。

 今回使用された60キロワット級のレーザーは、クアッドコプター型や固定翼式の小型・中型ドローン、さらには小型船舶などの特定の標的を破壊、あるいは少なくとも損傷させるのに十分な威力を持っています。

 将来的には出力を150キロワットまで高め、センサーやエンジン、燃料タンクなどがむき出しではないドローンに対しても有効性を発揮することを計画しています。

 これまで艦艇におけるドローン対策は、対空ミサイルか機関砲に頼ってきました。しかし、ミサイルの場合は数十万円のドローンに対してコストパフォーマンスが低く、機関砲では自爆ドローンが近距離で迎撃された際に、爆発や破片によって艦に損傷を与える恐れがあります。また、機関砲弾にも一定のコストがかかります。

 これらの課題を解決するのがレーザー迎撃兵器であり、1回あたりの照射コストは数十円から数百円とされています。

 HELIOSは米海軍の「プレブル」に搭載されているほか、イギリス海軍も2027年から45型駆逐艦に搭載することを目指しています。また陸上では、イスラエル軍が2026年6月に試験的に導入したレーザー兵器「アイアンビーム」で、レバノンの武装組織ヒズボラの無人航空機を撃墜したと報告されています。

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