アフリカネイションズカップ2025(AFCOn)のグループFで3戦全敗を喫し、最下位で敗退したガボン代表が、混乱に陥っている。フランスメディア『RMC』などが伝えた。
ガボンのスポーツ大臣サンプリス・デジレ・マンブラ氏はAFCONでの代表チームの不甲斐ないパフォーマンスを受けて、国営テレビを通じて公式声明を発表。「代表チームの無期限活動停止」、「コーチングスタッフの解任」、チームの精神的支柱である「ピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ)とブルーノ・エケレ・マンガ(パリ13アトレティコ)の代表チームからの追放」を命じた。
また、ブリス・クロテール・オリギ・ンゲマ大統領は「これは国民的アイデンティティの一部が弱体化したことを意味する。代表チームには、方法論の欠如と資源の分散という2つの大きな問題がある。国内スポーツのガバナンスにおける厳格さ、責任感、野心を回復するために、強力かつ構造的な決定を行う」とコメントした。
オーバメヤンは自身の公式X(@auba)で騒動に言及し、「チームの問題は、私のような小さな人間よりもはるかに深いものだと思う」とコメント。同選手は左太ももに不快感を感じて、グループステージ最終節コートジボワール戦の前から、すでに所属するマルセイユへと帰還していた。
アフリカ西海岸のガボンは2023年に軍のクーデターで政権が転覆し、ガボン軍防衛隊司令官だったンゲマ大統領が暫定大統領に指名された。2025年4月に大統領選挙が行われ、ンゲマ大統領が得票率9割で正式に就任した。
9度目のAFCON出場となったガボン代表は、1996年と2012年の準々決勝進出が過去最高成績。FIFAワールドカップには一度も出場したことがない。