【モデルプレス=2026/01/02】俳優の佐野勇斗(さの・はやと/27)が、1月8日スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(毎週木曜よる9時~)に出演する。デビュー当時、親子役で共演した松嶋菜々子と10年ぶりの共演となる佐野。自身の成長、そして今だからこそできる恩返しへの想いとは。大地真央ら豪華キャストのスター性に圧倒されながらも、“有言実行の男”として突き進む彼のさらなる進化に迫る。<インタビューVol.2> 【写真】佐野勇斗、弟2人&両親で撮影した密着プリ ◆松嶋菜々子主演「おコメの女」 東京国税局・資料調査課、通称“コメ”。マルサを凌ぐ調査能力で隠し所得を暴く“税務調査最後の砦”だ。本作は、その中に新設された、手出しが難しい厄介な事案を扱うドラマオリジナルの部署「複雑国税事案処理室」、通称“ザッコク”を舞台に描く。 佐野が演じるのは、東大卒のエリート・笹野耕一。局内で腫れ物扱いされ消化不良ぎみだったところ、松嶋演じる主人公・米田正子に引き抜かれ、ザッコクのメンバーとなる。笹野は類いまれな情報処理能力に加え、帳簿や資料の数字を一瞬で記憶し、数秒で計算する能力を持つ数字のスペシャリストであり、強力な戦力として活躍する。正子とは以前から知り合いという役どころだ。 ◆佐野勇斗、松嶋菜々子に「恩返しができたら」10年ぶり共演 ― 2026年、さっそく「おコメの女」の放送が始まります。現在の心境はいかがですか? 佐野:松嶋さんとの共演は「砂の塔〜知りすぎた隣人」(TBS/2016年)以来なので、また“お母ちゃん”とご一緒できるのが本当に嬉しいです。実は2025年に、新幹線でたまたま松嶋さんにお会いしたんです。その直後にこのドラマのお話をいただいたので、「これはご縁だな」と感じました。デビュー当時、右も左もわからない僕に本当に良くしてくださって。「砂の塔」のクランクアップの時に「これ使いな」って靴下をいただいたんです。今でも大切にとってあります。今回はバディ役ということで、お芝居を通して少しでも恩返しができたらいいなと思っています。 ― 10年ぶりの共演ということですが、ご自身のどんなところが成長したと思いますか? 佐野:ビジュアル!…すみません、冗談です(笑)。真面目な話をすると、10年前よりは少しだけ余裕ができて、相手のことも考えられるようになったかなと思います。松嶋さんと談笑させていただく機会もあるのですが、前回は、“そこら辺の一般高校生”と“大スター”という感じだったのですが、今は一緒にお仕事させてもらっている感覚があるというか。今でも大スターであることは変わりないですが、コミュニケーションが取れているのは成長かもしれません。 ― 談笑の内容も、大人の会話になったのでしょうか? 佐野:なったかもしれません。松嶋さんのご家族のお話とか、今後どういう芸能生活を歩んでいくかとか、アドバイスも色々いただきました。松嶋さんに「何に幸せを感じますか?」と質問したら、「心から人に感謝できることが幸せ」とおっしゃっていたんです。神の領域にいるんだな、さすがだなと思いました。 ◆佐野勇斗、プライベートは“陰”寄り ― 脚本を読んだ感想を教えてください。 佐野:最初は、国税局のお話と聞いて「何を扱うんだろう?」「脱税の話かな?」とか、あまりイメージが湧かなかったんです。でも台本を読んでみたら、大まかに言うとヒーローものっぽいというか、スカッとするお話。最終的に、毎週見ていて気持ちいいなって思っていただけると感じています。 ― 今回の役どころの紹介もお願いします。 佐野:笹野は東大卒の超エリートなのですが、どこか闇を抱えているというか。皆の前では明るいけれど、松嶋さん演じる米田と2人きりになるとクールで静かな一面を見せる。そこは自分に似ているかもしれません。僕もよく“多重人格”って言われるんです。 ― 重なる部分があるんですね。 佐野:状況や相手によって自分を使い分けている感じは似ています。世間的には「陽」のイメージが強いかもしれませんが、プライベートだと全然喋らないし、どちらかと言えば「陰」寄り。笹野も心を開いている人の前では静かだったりするので、似ていると思います。 ― SNSやバラエティなどのイメージからすると意外です。 佐野:全然“陽”じゃないと思います。プライベートだと陽の空気が苦手で、耐えられないです(笑)。 ◆佐野勇斗、特殊なセリフの覚え方とは ― セリフ量が多い役とのことですが、撮影がスタートしていかがですか? 佐野:めちゃくちゃ大変です(笑)。セリフが多い役は今まで何度もやってきましたけど、専門用語が多すぎて。1つ1つワードを調べて「こういう意味があるんだ」って勉強しています。今回は感情的に話すというより、知識を視聴者に向けて説明するシーンが多いんです。言葉の意味を覚えた上での動きもあったりするので、受験生のときを思い出します。 ― 勉強しながら覚えているんですね。 佐野:他の作品とは違った覚え方をしています。僕は意外とセリフ覚えが早くて、大体2〜3回やれば入るのですが、今回に関しては、ひらがなで覚えるみたいな。「次のセリフの頭は“と”だったな」とか、頭の文字を浮かべています。ちょっと特殊な覚え方をしています。 ― 定期的に“頭脳派”の役を演じている印象がありますが、意識していることは? 佐野:この1年で東大生の役は2回目なんです(笑)。YouTubeとかで「東大生」と調べるんですけど、意外と三者三様なので、そこまで「東大生っぽく見せよう」と意識して役を作っている感じはないかもしれないです。 ― 今回は数字のスペシャリストという役ですが、ご自身は数字には強い? 佐野:数字は見かけによらず結構強くて、理系だったっていうのもあって、昔から好きでした。計算も好きでしたし、比較的強い気がします。 ― お芝居に関してはロジックで役を組み立てているのでしょうか? 佐野:普段はどちらかといえば感情ベースが強いかもしれないですが、今回に関してはそれが弱いかもしれません。もちろん感情を出すシーンもありますが、今回はどちらかといえば淡々というか、感情を隠すような役だからというのもあるかもしれないです。 ― 「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(2025)がクランクアップしたばかりですが、役の切り替えは大変ではなかったですか? 佐野:前作が終わって、M!LKとして神戸ライブを2日間やってから今作のクランクインだったので、正直大変でした。家で練習している時に、語尾が前の役みたいにヤンキーっぽくなったこともあったのですが(笑)、そこは調整しました。 ― 多忙なスケジュールの中、どのように調整しましたか? 佐野:気合いです(笑)! ◆佐野勇斗、豪華俳優陣の“スター性”に圧倒 ― 松嶋さんをはじめ、そうそうたる俳優陣が揃っていますが、プレッシャーを感じることはありますか? 佐野:大前提として、みなさん人格者の集まりというか。長年活躍されているだけあって仏のような方々ばかりで、内から出てくるスター性があって。家で1人で練習している分には完璧だと思っても、みなさんの前に行くと、その圧に押されてセリフが言えなくなることが何度かあります。そこはみなさんに苦言を呈したいです(笑)。「そのスター性、やめてください」って(笑)。でも、休憩時間は談笑しています。M!LKの活動のこともみなさん知ってくださっていて、大地真央さんは喉に気遣ってトローチをくださったり、「こういう発声がいいと思うよ」とか教えてくださったり、すごく温かいです。 ― みなさんの優しさに包まれている現場なんですね。 佐野:みなさんのスター性だけは問題ですけど(笑)。 ― 現段階での印象的なエピソードはありますか? 佐野:何気ない話が多いですが、大地さんの私服がすごくかっこいい話とかしています。大地さんのInstagramを見ていると、いかついブランドを着ていらっしゃったり、お家がとんでもなく豪華だったり。たこ焼きパーティーをしている写真があがっているのですが、豪邸すぎて「今度行かせてください」って話してます(笑)。みなさん大スターなので話すのもおこがましいかなと思っていましたが、フランクにお話してくださって、距離を詰めてくださった感じです。 ― 最後に、今作のタイトルにちなんで、ご自身を「◯◯の男」と名付けるなら? 佐野:自分へのプレッシャーでもありますが、あえて言うとしたら「有言実行の男」にはなりたいなと思います。周りの人の協力や運もありますが、言っていることは叶ってきているな、幸せだなと最近思っています! ― ありがとうございました。 (modelpress編集部) ◆佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール 1998年3月23日生まれ。愛知県・岡崎市出身。A型。2015年に映画「くちびるに歌を」で俳優デビュー。近年の主な出演作は「トリリオンゲーム」シリーズ、「TOKYO MER」シリーズ、NHK連続テレビ小説「おむすび」(NHK/2024〜2025)、「ひとりでしにたい」(NHK/2025)など。「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(日本テレビ系/2025)では、民放キー局GP帯で初主演を務めた。2026年1月8日からは、新ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(テレビ朝日系/毎週木曜よる9時)がスタート。5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても活躍中。 【Not Sponsored 記事】