プレミアリーグ第19節が30日に行われ、チェルシーとボーンマスが対戦した。
試合が動いたのは立ち上がりの6分、アントワーヌ・セメニョのロングスローを起点にチェルシーゴール前で混戦となり、抜け出たデイヴィッド・ブルックスがボールを押し込み先制。アウェイチームが先手を奪った。しかし、対するチェルシーもボックス右に侵入したエステヴァンがセメニョとの接触で足が絡みPKを獲得。これをコール・パーマーが決め、ホームチームが試合を振り出しに戻した。
開始15分で両チームにゴールが生まれた一戦は、その後もゴールが生まれていく。チェルシーは23分、ボックス中央でパスを受けたエンソ・フェルナンデスがキックフェイントでマークを外して右足を一閃。強烈なシュートがゴール右上に突き刺さり、逆転に成功した。ところが直後の27分、またしてもボーンマスがセメニョのロングスローからファーサイドに流れたボールをジャスティン・クライファートが押し込んで2-2とする。
その後も互いに数多くの好機を作り出していたが、試合は2-2のままハームタイムへ。迎えた後半は、ペドロ・ネトやリース・ジェームズを投入したホームのチェルシーが押し込む展開を増やしていくが、粘り強い対応を見せるボーンマスからゴールを奪うことができない。結局、試合は2-2の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合う結果に。チェルシーは3戦勝ちなし、一方のボーンマスは10戦白星なしとなっている。
チェルシーは次節、1月3日にマンチェスター・シティと、ボーンマスは2日にチェルシーと対戦する。
【スコア】
チェルシー 2-2 ボーンマス
【得点者】
0-1 6分 デイヴィッド・ブルックス(ボーンマス)
1-1 15分 コール・パーマー(PK/チェルシー)
1-2 23分 エンソ・フェルナンデス(チェルシー)
2-2 27分 ジャスティン・クライファート(ボーンマス)
【動画】セメニョのロングスローから2発!!