アビスパ福岡は30日、ヴィッセル神戸からGKオビ・パウエル・オビンナが完全移籍加入することを発表した。
オビ・パウエル・オビンナは1997年12月18日生まれの現在28歳。大宮アルディージャの下部組織からJFAアカデミー福島、流通経済大学を経て、2020年2月に横浜F・マリノスへ入団しプロキャリアをスタートさせた。その後は栃木SCへのレンタルを経験し、2024年1月にヴィッセル神戸へ完全移籍加入。前川黛也や権田修一らの牙城を崩すことはできず、2年間で公式戦6試合に出場に留まり、新天地を求めることとなった。
新天地となる福岡のクラブ公式サイト上で「アビスパ福岡の皆さま、はじめまして。この度、ヴィッセル神戸から加入しましたオビ・パウエル・オビンナです。アビスパ福岡の一員としてチームのために全力で戦い、ピッチで自分の価値を示せるように取り組んでいきます。強い覚悟を持ってこのチームに来ました。応援よろしくお願いします」と意気込みを示したオビ・パウエル・オビンナ。退団する神戸に向けては次のように感謝を綴っている。
「この度、アビスパ福岡に完全移籍することになりました。在籍した2年間、どんな時も応援してくださったファン・サポーターの皆さん、そして共に戦ってきたチームメート、スタッフの皆さんに、心から感謝しています」
「ピッチで結果を残せなかったこと、そして応援してくださる方々の期待に応えられなかったことへの悔しさはあります。それでも、この2年間は自分にとって決して無駄ではなく、大きな意味を持つ時間でした。この経験を次につなげていきたいと思います。ヴィッセル神戸で過ごしたすべての時間に、心から感謝しています。本当にありがとうございました」