セメニョの“後釜”をトッテナムから獲得へ?…ボーンマスが鎌田大地所属のパレスと争奪戦か

 トッテナム・ホットスパーに所属するウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンに対し、ボーンマスが関心を寄せているようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 アンドニ・イラオラ体制の中心選手として活躍し、今シーズンここまで公式戦17試合で8ゴール3アシストをマークしているガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョに移籍の可能性が浮上しているボーンマス。リヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せる中、マンチェスター・シティが契約解除条項や個人条件に関する交渉を進めており、選手本人も加入に前向きと報じられている。

 前線の主軸の退団が濃厚となる中、ボーンマスは今冬の移籍市場で“後釜”の確保に動く模様だ。獲得候補に挙がっているのが、トーマス・フランク監督のもとでやや序列低下傾向にあるB・ジョンソン。2023年夏に“スパーズ”へ完全移籍加入した24歳はここまで公式戦通算107試合に出場し27ゴール18アシストをマークしているが、今シーズンのプレミアリーグにおける先発起用は18試合中6試合に留まっている。

 しかし、B・ジョンソンに関心を寄せているのはボーンマスだけではない。報道によると、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスも、アフリカネイションズカップ2025に参戦しているセネガル代表FWイスマイラ・サールの穴を埋めるべく、B・ジョンソンとの早期契約締結を目指しているようだ。今後、両クラブによる争奪戦に発展する可能性もあるかもしれない。

 フランク監督は現地時間28日に行われたプレミアリーグ18節クリスタル・パレス戦(1-0○)後に「ブレナンは我々にとって非常に重要だ。出場機会が少なかったかもしれないが、残念ながら試合では11人しか起用することができない」と名言。しかし、トッテナム・ホットスパーはオファー次第でB・ジョンソンの今冬売却に踏み切る可能性があると見られている。

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