湘南、GK上福元直人と来季の契約を更新「全ての人と力を合わせ必ず乗り越えていきます」

 湘南ベルマーレは29日、GK上福元直人と2026シーズンの契約を更新したことを発表した。

 上福元は1989年11月17日生まれの現在36歳。大分トリニータ、FC町田ゼルビア、 東京ヴェルディ、徳島ヴォルティス、京都サンガF.C.、川崎フロンターレと各クラブを渡り歩き、2024年8月に湘南へ入団。加入直後から、当時の正守護神だった韓国代表GKソン・ボムグン(現:全北現代モータース)からポジションを奪い、2025明治安田J1リーグでも開幕から20試合連続でゴールマウスを守った。しかしながら、今年7月にアキレス腱断裂に見舞われ、戦線を離脱したまま今シーズンを終えていた。

 2025明治安田J1リーグで、湘南は8勝8分22敗の成績で勝ち点「32」の積み上げにとどまり、降格圏の19位でシーズン終えた。来季は、明治安田J2・J3百年構想リーグを戦った後、移行後の2026-27シーズンにJ2リーグでの戦いに挑む。

 契約更新を受けて、上福元は湘南を通してコメントを発表。湘南は9シーズンぶりにJ2での戦いに身を置くこととなるが、そんな来季を前に、決意を表明した。

「2026シーズンも湘南ベルマーレでプレーさせていただきます。これから決して甘くない現実が待っていますが、謙虚さと熱い気持ちを胸に、湘南ベルマーレに関わる全ての人と力を合わせ必ず乗り越えていきます」

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