近畿地方整備局と兵庫県神戸市は、神戸三宮で整備中の新たな中・長距離バスターミナルの名称が決定したと発表しました。
神戸三宮エリアの“新たな玄関口”に!
近畿地方整備局と兵庫県神戸市は2025年12月24日、神戸三宮駅の周辺で整備を進めている新たな中・長距離バスターミナルの名称を「バスタ神戸三宮」に決定した発表しました。
2022年3月に事業計画が策定された新バスターミナルは、I期とII期の2段階に分けて整備される計画で、JR三ノ宮駅東口にある複合ビル「ミント神戸」から、道路を挟んで西側の敷地に造られます。現在はI期施設の建設が国によって進行中。このI期施設は約6730平方メートルの面積を持ち、5つの乗降用バースと4つ待機用バースを備えます。
現在の神戸三宮駅周辺は、中・長距離バス停が各所に点在している状況であり、乗り換えのしにくさや待合スペースの不足のほか、路上にもバス停があることで渋滞が発生するなどの課題を抱えています。新ターミナルはこうした課題を解消するとともに、既存のバス停をひとつに集約し、バスを中心とした二次交通ネットワークを強化する目的で整備されます。
なお「バスタ神戸三宮」という名称は、ミント神戸の1階部分に設けられている既存の「三宮バスターミナル」と、I期施設をまとめての総称となります。また、II期施設の事業については検討中の段階で、将来的にはI期施設を含め、三宮バスターミナルと一体で管理・運営が行われる見通しです。
【完成イメージを動画で見る】これが未来の「三宮駅周辺エリア」です