守備の要ガブリエウが復帰も…アーセナルにさらなる痛手、ティンバーとカラフィオーリが今節欠場

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、離脱者が続いているDF陣の現状について言及した。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第18節が27日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』でブライトンと対戦。14分にキャプテンのマルティン・ウーデゴーアがミドルシュートを沈めると、52分にCKからオウンゴールを誘発し追加点。その後1点を返されたが、リードを保ち2-1で競り勝った。

 首位を維持したアーセナルだが、さらなる離脱者出ることに。すでにベン・ホワイトやクリスティアン・モスケラをケガで欠くなか、26日のトレーニングでユリエン・ティンバーが負傷し、スタメン予定だったリッカルド・カラフィオーリも試合前のウォーミングアップ後に、出場回避が決まった。この事態を受け、本職が中盤のデクラン・ライスを右サイドバック(SB)に、左SBにはマイルズ・ルイス・スケリーが起用された。

 アルテタ監督は試合後、離脱者が相次いでいる状況について問われると、「ユリエン(ティンバー)は、着地に失敗し負傷してしまったし、リッキー(カラフィオーリ)にも問題があった。彼は昨日の練習から不快感を感じており、ウォーミングアップでも落ち着かない様子だった」と説明した。

 その後、「状況が改善することを願っているが、良いニュースもあった」とコメント。公式戦9試合欠場していたブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスが復帰を果たしたことで、「早く復帰できたことは素晴らしい。メディカルスタッフは良い仕事をしてくれたと思う」と、守備の要の帰還を喜んでいる。

【動画】アーセナルがブライトンに競り勝つ!

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