首位キープ!…アーセナルがブライトンとの接戦を制す 三笘薫は体調不良でメンバー外

 プレミアリーグ第18節が27日に行われ、アーセナルとブライトンが対戦した。

 アーセナルは前節終了時点でリーグ首位。しかし、先に今節の試合を消化したマンチェスター・シティがノッティンガム・フォレストに勝利したため、首位をキープするために何としても勝ち点「3」をつかみ取りたい。リーグ優勝に向けて負けられない状況は続く。

 対するブライトンは直近のリーグ戦4試合で2分け2敗と調子を落としており、復調のキッカケをつかみたいところ。なお、三笘薫は体調不良のためメンバー外となった。

 試合は、立ち上がりからアーセナルがゴールに迫っていくのに対し、ブライトンは守備時には5バックで守り、チャンスをうかがう。すると14分、アーセナルが敵陣でボール奪取に成功すると、ボックス右外のブカヨ・サカからパスを受けたマルティン・ウーデゴ゚ーアはバイタルエリアから狙いを定め、シュートをゴール右に沈めてみせた。

 先制したアーセナルはその後も優位に立ちつつ、相手にチャンスをほとんど作らせずに試合をコントロールする。それでもブライトンは粘り強く守り、追加点を許さない。前半はこのままアーセナルの1点リードで終えた。

 後半に入り52分、アーセナルは左CKのチャンスを得る。キッカーのデクラン・ライスが蹴ったボールを頭でクリアしようとしたジョルジニオ・リュテールだったが、ボールはゴール右に吸い込まれてしまった。

 オウンゴールでリードを広げたアーセナル。しかし64分、リュテールがボックス内で相手を背負いつつ、走り込んできたヤシン・アヤリへボールを預ける。アヤリのシュートは枠に直撃したものの、跳ね返ったところをディエゴ・ゴメスが強烈なシュートでゴールに突き刺し、ブライトンは1点を返す。

 勢いに乗るブライトンはその後、チャンスを立て続けに作り出していくが、アーセナルのGKダビド・ラヤのナイスセーブもありなかなか同点とはいかない。

 結局、ブライトンは追いつけないまま試合終了。アーセナルが2-1でブライトンとの接戦に勝利し、プレミアリーグ首位の座をキープすることに成功した。

 次節は両チーム共に30日に行われ、アーセナルはホームでアストン・ヴィラ、ブライトンはアウェイでウェストハムとそれぞれ対戦する。

【スコア】
アーセナル 2-1 ブライトン

【得点者】
1-0 14分 マルティン・ウーデゴーア(アーセナル)
2-0 52分 オウンゴール(アーセナル)
2-1 64分 ディエゴ・ゴメス(ブライトン)

【動画】ブライトンがD・ゴメスのゴールで1点を返す!

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