ミラン、守護神メニャンとの契約延長に全力を注ぐ…チームトップクラスのオファーを提示か

 ミランは、同クラブに所属するフランス代表GKマイク・メニャンへ新たな契約更新オファーを提示したようだ。27日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 現在30歳のメニャンは、パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身でリールを経て、2021年夏にミランへ完全移籍で加入。すぐさま正守護神の地位を確立すると、加入初年度はスクデット獲得に貢献。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰した今シーズンからはキャプテンに就任し、これまでクラブ通算181試合に出場している。

 ミランとの現行契約は2026年6月30日までとなることから、移籍金の回収を見込める今夏にはチェルシー移籍の可能性が報じられたものの、交渉はまとまらずクラブに残留。これまで契約延長に関する報道も出されていたが、両陣営の要求は平行線をたどっており、交渉は停滞していると伝えられていた。

 そんななか、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「ミランがメニャンに対して正式な契約延長オファーを提示した」と報道。さらに年俸はポルトガル代表FWラファエル・レオンに匹敵する「かなりの高額オファーである」と伝えられ、契約期間は2029年もしくは2030年までの更新が見込まれている。また具体的な金額については、700万ユーロ(約12億円)とも言われており、チャンピオンズリーグ出場権獲得に伴うボーナスも組み込まれるという。

 加えて、メニャンと新契約を締結できない場合は、コリンチャンスに所属するブラジル代表GKウーゴ・ソウザの獲得に動くとされ、日本代表GK鈴木彩艶については負傷する前は獲得の有力候補に挙げられていたと報じられている。

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