明治安田J3リーグのザスパ群馬は27日、北海道コンサドーレ札幌から育成型期限付き移籍で加入していたFW中島大嘉選手との期限付き移籍期間延長を発表。なお、移籍期間は2026年2月1日から2026年6月30日までとなっている。
現在23歳の中島は、国見高校から北海道コンサドーレ札幌に入団。これまで名古屋グランパスや藤枝MYFC、水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を経験し、今年6月に群馬へと育成型期限付き移籍した。しかし、加入から9日後に同クラブは中島が左ひざ内側側副じん帯を損傷したと発表。最終的に新天地では半年間でリーグ戦4試合の出場を記録した。
期限付き移籍期間の延長が決まった中島は、群馬のクラブ公式サイトで以下の通り意気込みを示している。
「百年構想リーグ、ザスパ群馬で戦います。ケガで貢献できなかった悔しさ、情けなさ、そんな状況でも熱い言葉をくれた人たちへの想い、すべてぶつけます。来年、ザスパ群馬は快進撃を起こします」
「俺たちはJ3にいるべきじゃない。もっと上でやれる選手、監督スタッフ、サポーター、ザスパ群馬を創るすべての人たち、最高の環境が揃ってる。あとはピッチで結果を出すだけ」
「そして1番言いたいこと。北関東のライバルである水戸ホーリーホックは、来年J1を戦う。北関東ダービーも水戸ホーリーホックに取られたまま。このままでいいわけがない。ここで北関東ダービーを待つんじゃない。J1で北関東ダービーを奪還する。そのために2026年、群馬から全国に風を起こしましょう」