“絶好調”の後藤啓介、得点ランキングトップタイ浮上! 2Gでシント・トロイデンを逆転勝利に導く

 シント・トロイデンに所属する日本代表FW後藤啓介が26日、スタンダール・リエージュ戦で2ゴールをマークした。

 ジュピラー・プロ・リーグ第20節が行われ、シント・トロイデンは敵地でスタンダール・リエージュと対戦した。 昨季終盤から指揮を執るワウター・ヴランケン監督の下で今季開幕を迎えた同クラブは、ここまで11勝3分5敗を記録。現在3位と好調を維持しており、今節は連勝を目指してアウェイに乗り込む。先発にはGK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、FW後藤が名を連ね、DF畑大雅とMF松澤海斗がベンチ入りを果たした。

 試合は20分にスタンダール・リエージュが先制したものの、25分に退場者が出たことでシント・トロイデンが数的優位に立つ。そんななか、35分に後藤が結果を残す。右サイドから山本が横パスを通し、テンポよく繋ぎながらボックス正面の伊藤にボールが渡る。ワンタッチでペナルティエリア内に浮き球のパスを送ると、イリアス・セヴァウイの折り返しを後藤がフィニッシュ。ダイレクトで合わせて先制弾を挙げた。

 さらに63分、途中出場の畑がセンターサークル付近のアブドゥライ・シサコにパス。ゆっくりとドリブルで運びながら前進し、右サイドを駆け上がってきた畑にボールを送る。ダイレクトでゴール前にグラウンダーのボールを入れると、ニアに飛び込んできた後藤がシュート。ワンタッチで今季リーグ戦8ゴール目を挙げ、得点ランキングトップタイに浮上した。

 その後は山本が79分、後藤が87分に交代。伊藤と谷口、GK小久保はフル出場を果たし、シント・トロイデンが2-1で逆転勝利を収めた。次節は来年1月18日に行われ、シント・トロイデンはホームでルーヴェンと対戦する。

【スコア】
スタンダール・リエージュ 1-2 シント・トロイデン

【得点者】
1-0 20分 カスパー・ニールセン(スタンダール・リエージュ)
1-1 35分 後藤啓介(シント・トロイデン)
1-2 63分 後藤啓介(シント・トロイデン)

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