トッテナムDFロメロにさらなる処分の可能性…退場後の振る舞いが問題視、FAが状況説明を求める

 トッテナムに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロは、リヴァプール戦でレッドカードを提示された後の行動が問題視されており、さらなる出場停止の可能性があるようだ。25日、イギリス『スカイスポーツ』が報じている。

 プレミアリーグ第17節が20日に行われ、トッテナム・ホットスパーは本拠地でリヴァプールと対戦した。前半にシャビ・シモンズが一発退場となり、劣勢に立たされると、56分と66分に失点。83分に途中出場のリチャーリソンが1点を返し、反撃ムードを漂わせていたなか、90+3分にロメロがこの試合2枚目のイエローカードを受け退場に。このまま試合終了となり、トッテナム・ホットスパーは1-2で敗戦を喫した。

 そして、この試合でレッドカードを提示された後のロメロの振る舞いが問題視されている模様。退場処分を受けた後、ジョン・ブルックス主審に不適切な態度を取ったとされている。

 そしてイングランドサッカー協会(FA)は、「ロメロは、20日に行われたリヴァプール戦で93分に退場処分を受けた後、速やかにピッチを離れなかったこと、審判員に対して対立的かつ攻撃的な態度を取ったなど、不適切な行動をとったとされています」と声明。「ロメロは2026年1月2日までに、この件について返答しなければならない」とし、FAは同選手に対して、状況説明を求めている。

 ロメロは現時点で、2枚の警告による1試合の出場停止が確定しており、28日に行われる第18節クリスタル・パレス戦の出場停止は確定。しかし、今後のFAの裁定次第では、さらな出場停止処分が科される可能性があるようだ。

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