【モデルプレス=2025/12/25】ヘッドライン:エンタメ&ライフスタイルニュースメディア「モデルプレス」は2025年、業界初の全プラットフォーム横断アワード「モデルプレス ベストドラマアワード」を創設。地上波・配信・ショートドラマなど全プラットフォームの作品を対象に読者アンケートを実施した。本記事では11万超えの読者投票、ドラマに精通したインフルエンサー60名の投票、編集部20名による投票などから決定した「主演俳優」「主演女優」トップ10を発表する。 【写真】2025年間ドラマ「主演俳優」トップ10一覧 ◆「主演俳優」部門トップ10 1位:竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS) 2位:妻夫木聡「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS) 3位:佐藤健「グラスハート」(Netflix) 4位:松坂桃李「御上先生」(TBS) 5位:風間俊介「40までにしたい10のこと」(テレビ東京) 6位:佐藤健「私の夫と結婚して」(Prime Video) 7位:磯村勇斗「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ) 8位:小栗旬「匿名の恋人たち」(Netflix) 9位:松本潤「19番目のカルテ」(TBS) 10位:志尊淳「恋は闇」(日本テレビ) ◆1位:竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」 「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS)で海老原勝男を演じた竹内涼真が圧倒的支持率で「主演俳優」1位を獲得。モラハラ気質な亭主関白として嫌われかねない役どころだったが、料理を通じて成長していく姿を熱演。最後には誰もが応援したくなる愛すべき存在へと昇華させた。キレのあるコミカルさと、ふとした瞬間にのぞく鮎美(夏帆)への一途な愛というギャップが秀逸。彼の表現力の深さが物語に抜群の面白さを与え、作品の人気を押し上げた。 <インフルエンサーコメント> 明日菜子(@asunako_9) 「数多くの正統派爽やかイケメンを演じてきた竹内涼真が、勝男のような役に出会えたことはもはや運命!視聴者をただの傍観者にさせない、ダイナミックで推進力のある芝居が圧巻!」 ミノ。(@8minoemon8) 「1話の好感度マイナスな勝男から始まり、最終回までに視聴者を勝男の応援団にしてしまう、最高の愛されキャラを作り上げた竹内涼真の技量に驚かされた。序盤の価値観が古い勝男も、恥ずかしがらずに自分を曝け出し味方をしたくなっちゃう勝男も、竹内涼真だからこそ、素直にイラついたし、素直に応援したくなった。俳優としての彼のパブリックイメージを覆し、イケメンでも完璧でもない、等身大なダメ男を完璧に演じた竹内涼真の今後がとても楽しみになった勝男だった」 <読者コメント> ・「一番最初は憎たらしかった勝男のことがだんだん可愛く思えてきました。全てが絶妙で、この役は竹内涼真さん以外いないと思わせるほどの適役でした」 ・「イラッとさせつつも、だんだんと成長していく勝男に愛おしさを感じるようになったから」 ・「ともすれば嫌われそうな勝男役をここまで愛おしいキャラクターに演じることが出来る演技力の高さに改めて感心しています」 ◆2位:妻夫木聡「ザ・ロイヤルファミリー」 2位は「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS)の妻夫木聡。挫折を経験し、一度は希望を失った税理士・栗須栄治が、馬主との出会いによって再び情熱を取り戻していく20年間を圧倒的なリアリティで体現。絶望から再生へと向かうドラマチックな展開は見応え抜群だ。役の成長と共に深みを増していく妻夫木の繊細な表現力が、壮大な物語に唯一無二の説得力を与えた。 <インフルエンサーコメント> ひまわり(@hima_wa_riri) 「やっぱり妻夫木聡はすごい。真ん中にいる安心感、表情だけで全てが伝わる。毎回泣いてる(笑)!」 <読者コメント> ・「演じている栗須の人間性や内に秘めた熱さなどを見事に表現されていて、毎話感動しています」 ・「一つひとつの演技に説得力があり、渋みの増した表情や声は視聴者を惹きつけて離さない」 ・「受けの芝居がとても上手くて、控えめな性格の役どころだが埋もれない存在感を出している」 ◆3位:佐藤健「グラスハート」(Netflix) 主演かつ共同エグゼクティブプロデューサーとして世界を魅了した「グラスハート」(Netflix)の佐藤健。孤高の天才・藤谷直季を演じ切り、吹き替えなしの演奏シーンでは凄まじい熱量を叩きつけた。原作特有のキザな台詞や、盛りすぎな天才設定も、彼の圧倒的なスター性とストイックな役作りによって、違和感なく視聴者の心へと馴染ませてしまう。演者と制作者、双方の視点から作品を成功へ導いたその存在感は、まさに唯一無二だ。 <読者コメント> ・「多面的で繊細な天才音楽家の役がぴったり。原作のイメージも受け継いで胸熱でした」 ・「映像で観るととても綺麗なのに、その裏では測り知らないほどの努力や挑戦があって、その想いが伝わりました。『グラスハート』という作品に出会えたこと、TENBLANKに出会えたことを誇りに思います。作品に対する熱量が胸に届きました」 ・「設定盛りすぎな天才キャラクターを違和感なく成立させてしまう力技が素晴らしかったです」 ◆4位:松坂桃李「御上先生」 「御上先生」(TBS)で日曜劇場初主演を務め上げた松坂桃李。東大卒のエリート官僚・御上孝が左遷先の高校から腐敗した教育権力に立ち向かう物語は、最後まで観る者を引き込んだ。松坂は、冷徹な仮面の奥に熱い正義を秘めた御上を誠実に表現。組織の闇に抗い、現場から未来を変えようとする男の執念は、多くの視聴者の胸を深く揺さぶった。 <読者コメント> ・「芯のある姿勢を貫く御上を演じる松坂さんの演技は素晴らしかったです。最初は能面のような表情だった御上が実は心に熱い理念を持ち、生徒と接していくうちにどんどん熱を持ち始め言葉に熱がこもり、彼が発する言葉が生徒たちにつながっていく様をみて、心が震えました」 ・「クールで冷静の中に見える孤独や優しさ温かさ、複雑な感情を繊細に表現して、生徒たちと関わり、顔つきや表情が変化していく官僚教師を魅力的に体現していました。長いセリフ回しも説明セリフのようにならず心に入ってきて、数々の言葉に痺れました」 ・「最初から最後まで信念がブレない演技がとても素晴らしかったです」 ◆5位:風間俊介「40までにしたい10のこと」 5位に選ばれたのは「40までにしたい10のこと」(テレビ東京)で40歳目前の上司・十条雀を演じた風間俊介だ。年齢や立場ゆえの葛藤を抱えつつも、10歳年下の部下・田中慶司(庄司浩平)と少しずつ心を通わせていく雀の心の機微を、風間が持ち前の表現力で丁寧に映し出し、深夜帯ながら多くの視聴者の心を掴んだ。 <読者コメント> ・「原作漫画そのままのキャラクターというわけではなく、しっかりドラマ脚本の中で、生きている主人公を演じられているのが素敵でした」 ・「“可愛い”の体現が絶妙だった。あざとすぎない、頼れるかっこいい男性の中にある可愛いさに魅了されました」 ・「セリフがないのに表情や背中だけで痛いほど感情が伝わってきました」 ◆6位~10位の読者コメント一挙紹介 6位:佐藤健「私の夫と結婚して」 <読者コメント> ・「鈴木部長(佐藤健)がとにかくかっこいい!優しくて紳士で美沙(小芝風花)を守る姿に毎回キュンキュンしました。佐藤健さんの目の演技、優しく微笑む姿が特に好きでした」 ・「物静かな役柄で抑えた演技のはずなのに、表情や眼差しだけで熱い想いが滲み出るのがすごいと思った」 7位:磯村勇斗「僕達はまだその星の校則を知らない」 <読者コメント> ・「主演が磯村さんだったからこそドラマ全体の優しくて温かい雰囲気が作られたのだと思っています!生徒役の皆さんと対等に向き合う健治先生(磯村勇斗)素敵でした。ムムス」 ・「特性のある人柄を丁寧に演じていて、磯村さんの新境地なのではないかと思った」 8位:小栗旬「匿名の恋人たち」 <読者コメント> ・「極度の潔癖症男性が恋をして変わっていく過程の演技が素晴らしかったです」 ・「不器用な壮亮(小栗旬)がメロすぎる」 9位:松本潤「19番目のカルテ」 <読者コメント> ・「今までと違う松本潤の抑えた演技に引き込まれドラマにもどんどんハマっていきました」 ・「穏やかで芯のある徳重先生(松本潤)を丁寧に演じられていた。こんな先生に診てもらいたいと毎回感じた」 10位:志尊淳「恋は闇」 <読者コメント> ・「浩暉(志尊淳)の笑顔の奥にある闇は何なのか何を背負っているのか…浩暉の深い深い悲しみや怒り、万琴(岸井ゆきの)への愛を繊細な表情や佇まい全身で表現した志尊淳くんが生き抜いた浩暉に夢中になりました」 ・「重い罪と深い闇を背負った姿と1人の女性への真っ直ぐな愛、その狭間でもがき苦しむ悲しみの表現に涙が止まりませんでした」 ◆「主演女優」部門トップ10 1位:芳根京子「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ) 2位:今田美桜「あんぱん」(NHK) 3位:北川景子「あなたを奪ったその日から」(カンテレ・フジテレビ) 4位:市川実日子「ホットスポット」(日本テレビ) 5位:柴咲コウ「スキャンダルイブ」(ABEMA) 6位:小芝風花「私の夫と結婚して」(Prime Video) 7位:桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」(NHK) 8位:當真あみ「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ) 9位:岸井ゆきの「恋は闇」(日本テレビ) 10位:木村文乃「愛の、がっこう。」(フジテレビ) ◆1位:芳根京子「波うららかに、めおと日和」 「主演女優」1位は「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ)の芳根京子。特別な派手さはないが、観る者を自然と惹き込むヒロイン力、些細な感情の揺らぎを丁寧にすくい取る演技力で、主人公・なつ美を好演。キャリアと実力を積み重ねながらも、失われることのない稀有なピュアさが、昭和という舞台に確かな息吹を吹き込んだ。 <インフルエンサーコメント> せせりこ(X:@seseriko_21) 「あんなにもピュアで無垢で可愛らしいなつ美を演じるなんて一歩間違えたら痛くなってしまいそうなのに、ちゃんと愛されるキャラクターに昇華できていて流石だった」 <読者コメント> ・「可愛らしさの中に芯の強さを感じられる役を丁寧に演じられていて、物語にグッと引き込まれました。感情の揺れや細かい表情まで繊細に表現されていて、観ていてとても心を動かされました」 ・「あのピュアさをわざとらしくなく嫌らしくなく微笑ましく演じられる女優は数少ないと思う。彼女だからこそ成り立った作品の主人公だと思えた」 ・「可愛らしいのにあざとさはなく、ラブコメで軽くなりそうな物語全体を確かな演技力で引き締める力はさすがとしか言いようがありません。コミカルな部分とシリアスな部分のバランスが素晴らしかったです」 ◆2位:今田美桜「あんぱん」 応募総数3365人の中から朝ドラ「あんぱん」(NHK)ヒロインの座を掴み取った今田美桜。アンパンマンを生み出したやなせたかしの妻・小松暢をモデルとしたのぶに命を吹き込み、強さと優しさを兼ね備えたキャラクターの深みを見事に表現。彼女が放つ太陽のような明るさと華やかさで朝のお茶の間に活力を与えた。また「NHKプラス」(現NHK ONE)での最多視聴数を記録する快挙は、彼女の表現力が世代を超えて届いた証といえる。 <読者コメント> ・「戦争という激動の時代に翻弄されながらも、希望と強さを失わない“のぶ”というヒロインを誠実に演じきっていて感動したから」 ・「のぶの真っ直ぐさと悩みながらも走り続ける姿に力をもらえました」 ・「逆転しない正義を見つけるために、誰かを助けるために、自分を貫き通すのぶがとてもかっこよかった。新しい今田美桜を見れた気がした」 ◆3位:北川景子「あなたを奪ったその日から」 「あなたを奪ったその日から」(カンテレ)で、我が子を失った復讐心から誘拐という罪を犯す母親・紘海役に挑んだ北川景子。真相を追う中で生まれる誤算や、自らの過ちに苛まれる壮絶な葛藤は、観る者の心を激しく揺さぶった。極限状態で見せる母としての執念と愛に、多くの反響が寄せられた。 <読者コメント> ・「我が子を失くした悲しみと復讐相手の子供を大切に想う愛おしさ、相反する感情に抗う紘海の心が伝わってくる演技でした」 ・「どのシーンも涙なしでは観られなかった。北川さんはとても綺麗なのに、ボロボロになっていくお母さんの役がハマっていて、新しい一面を見た気がしました」 ・「鬼気迫る演技だった。母としての葛藤が伝わってきた」 ◆4位:市川実日子「ホットスポット」 「ホットスポット」(日本テレビ)でシングルマザーの主人公・清美を演じた市川実日子。宇宙人との遭遇という奇想天外な設定を、飾らない演技でごく普通の日常へと溶け込ませた手腕が光る。バカリズム脚本のシュールな会話劇を絶妙な間合いで乗りこなし、軽やかな佇まいで唯一無二の存在感を発揮。非日常に温かな親しみやすさを添えた表現力と、彼女にしか出せない空気感が物語にスパイスを与えた。 <読者コメント> ・「『ホットスポット』の狙っていなそうに見せる面白さ、市川さんのナチュラルな演技あってこそでした!宇宙人に対してやや辛辣なのに嫌味がない感じを出せる市川さんはさすがでした」 ・「バカリズムさん特有のセリフ回しに市川さんの持ち味がぴったり合っており、観ていて楽しいキャラクターだった」 ・「あの独特な雰囲気は市川さんにしか出せない」 ◆5位:柴咲コウ「スキャンダルイブ」 5位は「スキャンダルイブ」の芸能事務所社長・咲役の柴咲コウ。スキャンダルを巡る週刊誌との熾烈な攻防において、彼女の圧倒的なオーラと知的な佇まいが光る。一瞬の隙も見せない緊迫した演技が物語のリアリティを底上げし、社長としての威厳と気品を完璧に体現してみせた。 <インフルエンサーコメント> 村田泰祐(@Murata_Taisuke) 「今回のアワード審査中はまだ『スキャンダルイブ』は配信中だが、既に柴咲コウさんが演じる芸能事務所の社長・井岡咲に釘付けだ。柴咲コウさん本人自身が会社の代表を務めていらっしゃるので、事務所を守ろうとする井岡咲の迫真っぷりがホンモノ。ビジネスの敵に毅然とした態度で立ち向かっていく井岡咲に応援、共感したくなるのは柴咲コウさんの演技の素晴らしさによるものだ」 <読者コメント> ・「次々起こるハプニングにも負けない、強くてかっこいい姿が印象的でした」 ・「スキャンダルに巻き込まれていくタレントを、社長として芯と愛情を持って接していく姿がかっこいいです」 ・「芯の通っている社長がかっこいい」 ◆6位~10位の読者コメント一挙紹介 6位:小芝風花「私の夫と結婚して」 <読者コメント> ・「第二の人生を生きる姿がとても爽快で観ていて楽しかったです!シリアスな演技とコミカルの使い分けが上手い」 ・「弱々しい主人公から自分らしく生きていく意思の強い主人公に変わっていく演技が素晴らしかったです」 7位:桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」 <読者コメント> ・「難病を患い力なく生きる主人公が薬膳と出会い、新しい人々とも出会い、少しずつ元気に力強くなっていく姿に力をもらえた」 ・「持病を抱えながら平穏に懸命に生きる女性を見事に演じていて、応援したくなりました」 8位:當真あみ「ちはやふる-めぐり-」 <読者コメント> ・「最初は闇を抱えたような静かな瞳なのに、物語が進むにつれ、光を取り戻していく“瞳の変化”と、青春を楽しんでいるキラキラな演技に心を掴まれました」 ・「高校生の瑞々しい感性を見事に演じていた」 9位:岸井ゆきの「恋は闇」 <読者コメント> ・「自分の大切な人が犯人かもしれない可能性がある中で、数々の困難や自分の身に危険があっても彼を信じ続ける姿に感動しました」 ・「責任感が強く、勇敢な姿がかっこよくて危なっかしいけど女性として憧れを感じました。一つひとつの仕草や表情も魅力的で『恋は闇』を通してゆきのちゃんが大好きになりました」 10位:木村文乃「愛の、がっこう。」 <読者コメント> ・「カヲル(ラウール)との出会いで変わっていく様子がとてもリアリティがあり、胸を打つ演技だった。愛されること、愛することで人は成長できるんだと教えてくれた気がします」 ・「『チワワ先生!』とついつい呼んでしまうくらい、小川愛実役を自分のものにされていた。物語から優しさを感じたのは、木村文乃さん自身の優しさがあるからだと思いました」 ◆モデルプレス ベストドラマアワード モデルプレスでは2025年、これまで培ってきた読者参加型企画「モデルプレスランキング」の熱量とノウハウを結集させ、ドラマ界の新たな指標となる「モデルプレス ベストドラマアワード」を創設。本アワードは、視聴者の多岐にわたるドラマ体験を反映し、地上波・配信・ショートドラマなど全プラットフォームの作品を評価対象としている。日本国内におけるドラマアワードとして、全20部門以上の賞で地上波・配信・ショートドラマの作品を横断して評価・ランキング化したアワードは、本アワードが業界初となる。(※自社調べ:2025年10月時点)(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】