漫画家・魚喃キリコさん死去 52歳 代表作「blue」「南瓜とマヨネーズ」など

【モデルプレス=2025/12/25】漫画家の魚喃キリコさんが2024年12月25日、亡くなったことがわかった。52歳だった。株式会社東京ニュース通信社にて2025年12月25日に発表された。 【写真】今年5月に亡くなった人気漫画家 ◆漫画家・魚喃キリコさん死去 同社は「漫画家・魚喃キリコ氏が、2024年12月25日、52歳で静かにその生涯を閉じられました。一年の時を経てのご報告となりましたことは、故人ならびにご遺族の意向によるものです」と発表。「これまで魚喃キリコ氏は、数々の作品を通して人の普遍的な感情や真理を、独自の視点で紐解き、その繊細な表現方法により、多くの読者の共感を集めてきました。映画化もされ、広く認知された代表作『blue』『strawberry shortcakes』『南瓜とマヨネーズ』をはじめとする作品群は、漫画表現の可能性を拡張し、時代を超えて読み継がれる存在となっています」と伝えた。 「その作品は、孤独や痛み、愛情といった人の内面を静かに、しかし確かな言葉と美しい線で紡ぎ出すことにより、多くの創作者や読者の心に深い影響を与えました。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします」とし、最後には「なお、葬儀は近親者のみにて執り行われました。ご家族への取材等につきましてもお控えいただきますよう、ここにお願い申し上げます」と結んでいる。 ◆漫画家・魚喃キリコさん「南瓜とマヨネーズ」など人気作手掛け話題に 魚喃さんは、1972年12月14日生まれ、西蒲原郡吉田町(現・新潟県燕市)出身。1993年に『HOLE』(月刊漫画『ガロ』)でデビュー。主な作品は『Water.』『blue』『南瓜とマヨネーズ』など。2002年に『blue』が市川実日子、小西真奈美主演で映画化、2006年には『strawberry shortcakes』が『ストロベリーショートケイクス』として映画化。岩瀬塔子(いわせ・とうこ)の芸名で出演も果たした。また、2017年に『南瓜とマヨネーズ』が臼田あさ美主演で映画化されている。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】

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