町田FWデューク、母国1部クラブへの完全移籍が決定「この3年間は最高の時間の一つ」

 FC町田ゼルビアは25日、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、マッカーサーFC(オーストラリア1部)へ完全移籍することを発表した。

 現在34歳のミッチェル・デュークは、オーストラリアの国内クラブを渡り歩いた後、2015年に清水エスパルスに加入。2018シーズン限りで清水を退団すると、その後はウェスタン・シドニー(オーストラリア)やアル・タアーウン(サウジアラビア)、ファジアーノ岡山でプレーした。

 そして、2023年1月に町田に加入すると、同年にはJ1昇格に貢献。2025シーズンは2025明治安田J1リーグで25試合出場3得点、2025JリーグYBCルヴァンカップで2試合出場、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で5試合出場を記録し、クラブ史上初のメジャータイトルとなる天皇杯優勝にも貢献した。

 また、オーストラリア代表ではこれまで通算50試合に出場し、13得点を記録。2021年夏行われた東京オリンピックではオーバーエイジ(OA)枠としてU-24オーストラリア代表にも選出され、2試合に出場した経歴を持っている。

 移籍が決定したミッチェル・デュークは町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「町田で過ごしたこの3年間は、私のキャリアの中でも最高の時間の一つでした。クラブの一員として過ごした毎年、歴史を作ることができました。J1昇格、ACLエリート出場権獲得、そして天皇杯優勝。このクラブで過ごしたすべての瞬間が本当に大好きでした。一緒に仕事をしてきた素晴らしい監督・コーチ、選手たち、そして毎試合スタジアムに足を運び声援を送ってくれたサポーターの皆さんに心から感謝しています。クラブのこれからのさらなる成功と、新たな歴史が生まれることを心から願っています」

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