東京都都市整備局が「東京BRT」を東京駅まで延伸する方針を固めました。
東京駅に東京BRT、ついに乗り入れ
東京都都市整備局は2025年12月24日、「東京BRT」を東京駅まで延伸する方針を固めたと発表しました。
東京BRTは現在、主に環状2号線を経由して国際展示場方面と新橋、虎ノ門ヒルズ方面を結んでいますが、新たな「東京駅ルート」はそこから分岐する形となります。
晴海地区のHARUMI FLAG内から勝どきを経て、築地の手前で新大橋通りへ曲がり、晴海通り、昭和通り、八重洲通りと右左折しながら東京駅八重洲口に向かいます。築地市場に「築地」、昭和通り上に「銀座」、バスターミナル東京八重洲のある東京ミッドタウン八重洲前の地上に「東京駅」の停留所をそれぞれ設けます。
運行開始は2026年秋頃の予定。ダイヤなどは追って発表されます。
この延伸は「臨海副都心周辺地域における公共交通協議会」のなかで打ち出されました。都市整備局は同日、「東京都臨海部地域公共交通計画(改定案)」の概要版についても公開し、都民からの意見募集を開始。この意見を踏まえて2025年度内に計画の改定版を公開する予定で、さらなる将来像が明らかになりそうです。