ボーンマスFWセメニョを巡る争奪戦が激化へ…チェルシーも獲得に興味、約135億円の契約解除条項は1月10日まで有効

 今冬の移籍市場で多くの注目を集めるボーンマスに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョ。プレミアリーグのビッグクラブらが争奪戦を繰り広げている中、チェルシーも獲得に関心を示しているようだ。23日、イギリス『スカイスポーツ』が報じている。

 現在25歳のセメニョは、2023年1月にブリストル・シティからボーンマスに完全移籍で加入。ここまで公式戦通算106試合出場で30ゴール13アシストをマークしており、今季も17試合で8ゴール3アシストを記録し、プレミアリーグを代表するアタッカーに成長した。

 今夏にはボーンマスとの契約延長を果たしたが、その契約には6500万ポンド(約135億円)の契約解除条項が付帯されており、2026年1月10日まで有効とされている。現在はマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールが同選手に対して大きな関心を示していることが伝えられている状況。そんななか、『スカイスポーツ』は「チェルシーもセメニョ獲得について問い合わせた」と報道し、争奪戦はさらなる激化が予想される事態となっている。

 また同メディアはボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督のコメントを伝えている。

「アントワーヌ・セメニョは我々のチームにいる。彼はとても良いプレーをしているが、心配なのは、それ(移籍の噂)が彼に影響を及ぼしてしまうことだ。彼を引き留められることを願っている」

「彼は我々にとって非常に貴重な存在だ。それは数字の点でなく、多くのことでだ。夏には多くの動きがあったが、冬はどうなるかわからない。何が起こるかはコントロールできない状況だ」

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